みなさんこんにちは、雑用大臣の樋口です。
ゼロテンスタジオのカメラマンとして、「深く考えずにノリと勢いでやってみる」がモットーの井原くん。元々シャイだった彼の心に火をつけ、そこまで行動させたものとは何か?お話を伺いました。
目次
- 考えすぎていた高校時代。
- “言葉”で人生の転機を迎えた浪人時代
- 極めたいと思えるものに出会えたこの一年
- そして今、さらにこれから
・考えすぎていた高校時代。
家の最寄駅が甲子園駅で、昔から野球の試合など家族で見に行ってました。その影響もあり、小学校1年生から高校3年生まで野球を続けていました。
野球人生で大半をピッチャーとして過ごし、毎朝5時半に起きて夜まで練習漬けの毎日でしたね、特にきつかったのは体力が必要なピッチャーのランメニューでした。5キロの重りを持って坂ダッシュ、あれはきつかったですね。
ポジションごとにリーダーがあったんですよ。
そこで、一時期リーダーだったことがあって、その時に全く自分の意見を言えなくて、自分も意見があるのにそれを抑えて周りに同調する、そんな感じでしたね。
個人の意見は否定されるんじゃないかって思って言わないようにしてました。
まあ、元々シャイな部分があったのでそれでもあったと思います。
・“言葉”で人生の転機を迎えた浪人時代
実は浪人しているんです。
浪人時代は箕輪さんや落合さんの本などいろんな本を読んでいました。
普段から考えることは多かったのですがなかなか行動に移せずにいました。
でも、その本が考えていることをすぐに行動に移せるように勇気付けてくれました。
浪人時代、一人とてもお世話になった先生がいました。この先生は授業も面白く、大教室のため他の先生はマイクを持っている中、この先生はマイク無しで大声で話すくらい熱い先生でした。さらに、一言一言が熱く。これは今でも座右の銘になっているのですが、受験を控えた最後の授業で先生が語った言葉です。
“夢は逃げない。逃げるのはいつも僕たちだ。諦めなければ必ず夢は叶う。“
浪人生活で出会った言葉が今の大学生活に大きく影響していますね。
・極めたいと思えるものに出会えたこの一年
カメラとはちょうど1年前くらいですね。きっかけは些細なことで、iPhoneで撮った写真を友達に褒められたことです。伸ばしていこうと思い、思い切って15万円の1眼レフカメラを購入しました。
自分自身、そんなにお金を持っているわけではなく、もっと安い初心者用のものもあったのですが、写りも全然違うし、どうせやるなら全力でやりたい。
極めてやろうと思って買いました。
今使ってるカメラは2つあって両方ニコンのカメラなのですが、シャッター音がめちゃくちゃいいんです。この音が“写真を撮っている”感を引き立たせるんです。
これも一つの買った理由ですね。
カメラ持ち出して思ったことが、上手くなっていくごとに自分の中の世界が変わることです。
ファインダー越しの世界もそうですし、写真を通じて繋がりが増えます。
例えばSNSで発信していくことでお仕事がもらえたり、2台目のカメラなんかはSNSを通じて知り合ったプロのカメラマンさんに安く譲ってもらったんですよ。
・そして今、さらにこれから
ゼロテンに入ったのは、初代編集長との出会いから始まりました。
初めて活動に来るちょうど3日前にたまたま会うタイミングがあり、そこで熱弁を受け、とりあえず行ってみたのがきっかけでした。
そこで出会った人たちはとてもいい意味で変わった人や面白い人が多く、一緒に活動できる仲間が増えたような気がしました。
ゼロテンに入ったきっかけが2年間過ごしてきた自分をさらに成長させるためだと思っている。ここでどれだけ成長していけるかが楽しみです。これからも頑張っていきたいです。
今はライブのカメラマンに挑戦をしたくて、ゆくゆくは辛い時に自分を支える言葉をくれた「My hair is bad」というバンドに自分のカメラを通じて恩返しがしたいです。