「ゼロテンに入る前は、一人で京都の中小企業を訪れてお話させてもらったりしてた」
ゼロテンに入りたての僕にそう話すのは、現在0-10Studioの副代表を務める樋口くん。今回はそんな変わり者の彼を紹介していきたいと思います。
名前:樋口晃大
出身:大阪府枚方市
学部:経営学部4年
趣味:ピアノ、サッカー
目次
- With コロナの日常
- ゼロテンに入る前
- メンバーとの出会い、ゼロテン発足
- 今後ゼロテンでやりたいこと
- 樋口くんにとって、ゼロテンとは
With コロナの日常
コロナウイルスの影響で休校になっている中、何をしているのかふと気になったので聞いてみると、「3つしていることがある」と返ってきました。
1つ目は、趣味のピアノ。3,4歳からピアノをやっていて、今は「コロナ100曲チャレンジ」と題して、コロナが収束するまでにいろんな楽器を使ってオリジナル曲を100曲作るそうです。 すご!(笑)
2つ目はサッカー。これも幼いころからやっていたパターン、かと思いきや最近サッカーボールを買って始めたらしく、そのキッカケを聞いてみるとたった一言。「急にサッカーがしたくなった」
ノリと勢い大事ですよね!(笑)
「Child Support Organazation」 での活動
3つ目は、社会貢献活動。一般社団法人「Child Support Organazation」で活動していて、子どもたちに山を開放して遊んでもらったり、子ども食堂に支援するといった活動をしています。また樋口くんは「ここで活動するためには、子どものことを勉強しなければならない」と、週5日で学童保育のアルバイトも同時にやっています。
この姿勢は本当にすごいなぁと感嘆しました。
Child Support Organization | 世界中の子どもたちが夢を諦めなくてすむ社会を創ります
世界中の子どもたちが夢を諦めなくてすむ社会を創ります
そんな行動力のある樋口くんにゼロテンのことも色々聞いてみました!
ゼロテンに入る前
もともといろんなことに好奇心を強く持っていた樋口くんは、近大に入学してから多くのサークル団体に入ります。その数なんと8コ!!それを聞いた僕も思わず「8コ?!」と復唱してしまいました。(笑)
1年生のときの樋口くん
しかし、8コすべて継続していくのは難しく、2年生になると3つのサークルに絞ります。そのうちの1つは日本赤十字社と近大がコラボしたもので、そこで行われた100人規模のイベントでは、代表を務めるほど意欲的に取り組んでいました。
一方で、周りの友達が学校に来なくなったりと、樋口くんの学校に対するモチベーションは低く自身も学校がつまらなく感じ、「やめたい」と思ったときもあったといいます。
メンバーとの出会い、ゼロテン発足
そんな2年の冬、あるイベント参加し、そこで新たな出会いが生まれます。そのイベントは「デザインファクトリー」といって、約1年半後オープンする「THE GARAGE」の空間を学生で作り上げるという企画でした。
この4月にオープンした施設「ACADEMIC THEATER Annex THE GARAGE」
その企画を大学の学長にプレゼンするために、参加メンバーと話し合ううちに仲良くなった1人がのちの0-10Studio初代編集長・濱崎洋嗣さんでした。当時、まだ計画途中だったゼロテンに濱崎さんから誘ってもらい、初期メンバーとして今のゼロテンが始まりました。
これまで約1年間を通してやった感想を樋口くんに聞いてみました。
「ゼロテンメンバーはみんなやる気があって、日々刺激を受けているし、一緒にいて居心地がとてもいい」
僕は3月にゼロテンに入ってまだ1度しか集まっていませんが、これはすごく感じました。本当に居心地がいいです。(笑)
今後ゼロテンでやりたいこと
「メンバー1人1人がイキイキした場所にしたくて、みんながやりたいことを最大限できるような、引き出せるような環境を作っていきたい」
この場所を少しでも良くしてやろう!という樋口くんの思いがひしひしと伝わってきました!
最後に、、、
樋口くんにとって、ゼロテンとは
「近大に入ってからひとりで活動することが多く、一人でやれば思ったことをすぐに実行できるというスピード感はあるが、目先のことしかできない。でもゼロテンに入ってみんなで力を合わせてやれば、時間はかかるかもしれないが想像以上のことができる。ゼロテンは自分やみんなの可能性を広げてくれる場所です。」
”ぶっとんだ変わり者”樋口晃大は、このゼロテンをどこまでぶっ飛ばして変化を与えてくれるのか、今後のゼロテンと彼の活躍に注目です。
ライター:井原嘉隆