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マインド

現代の高度に情報化された社会は、若い世代の人々にとって脅威となり得ます。

人権、女性の権利、セクシュアル・マイノリティーの権利など、数多くの権利という言葉が聞かれる今の社会で、情報を知る・発信する権利とは何かというのを考える場を提供したいと思い、NPO団体を立ち上げさせていただきました。


私たちは日常生活において、膨大な量の情報を受け取り、自分自身を構成していきます。本来であれば私たちは、その過程において、必要なものとそうでないものを選択することができます。しかし、SNSの爆発的な普及など社会が高度に情報化するにつれ、私たちが知りたいことだけでなく知りたくないことまでも自然に受け取ってしまうようになりました。情報の取捨選択は、私たちが私たち自身を形成する上でとても大切なことですが、まだそのスキルを磨いていない若者に溢れんばかりの情報を選択する力はありません。


新聞やラジオ、テレビといった伝統的な媒体は、インターネット上のメディアが持つ速報性、規模、情報の開放度合いにおいて決して上回ることがありません。さらに、近年そういったメディアが中立かつ公平な報道をしていないことが浮き彫りにされています。例えば、海外で大規模なデモが起こったり、セクシャルマイノリティーの問題が複雑な議論を引き起こしても、日本のメディアはそれらについて深く言及せず、芸能人の不倫について何ヶ月も報道したりしています。このような状況からも、インターネット上のメディア、特にSNSは非常に強力な、一種の武器とも呼べるような存在感を示しています。

しかし、武器の使い方を誤ればその使い手が怪我をするように、SNSもまた情報の信頼性という点で大きな危険性を孕んでいます。


私たちはSNSがそういった脅威にならずに、あなたの価値観を形成する有力な一つの情報媒体となるお手伝いをさせて頂きます。上から手を差し伸べるのではなく、同じ場所に立って私たちが進むべき方向をともに探すことを活動理念に、私たちの行動が未来を担う皆さんを助けられるよう頑張ってまいります。