絶滅危惧種の楽園はまさかの………

こんにちは。50cm.です。

環境破壊による動植物の減少が年々進んでいますね。現在の絶滅の原因は、人口増加や経済の発展などの理由により引き起こされています。自然の絶滅速度の1000倍にもなる現在の絶滅速度は、私達人間にも大きな影響を与えます。特に貧困地域への影響が大きく、不平等が拡大している現状です。

そんな地球上にも、絶滅危惧種の楽園と呼ばれる場所があるようです。

それは、非武装地帯(DMZ)。朝鮮半島の南北軍事境界線沿いの非武装地帯には、絶滅危惧種が約100種生息しています。

DMZは、1950~1953年まで続いた朝鮮戦争の休戦協定の締結後に設定されました。長さ250キロ、幅4キロにわたり有刺鉄線や電気柵、監視カメラが設置され、人間が侵入できないようになっています。

長年手つかずであるこの土地は、動植物が生息する自然保護区となっています。

地雷の影響で人間との接触がないこの地域には生物が多様に生息します。生物にとっての楽園と言えるこの地に棲む生き物は、植物や木や花などの人目を引く種のみに留まりません。

そんなDMZだからこそ、絶滅危惧種も多く存在しているのです。

生物の楽園であるDMZが今後どのように保護されてゆくかは、朝鮮半島の情勢にかかっていると言えるでしょう。

生物の多様性を守るためにも、正しい形での南北の和平と現DMZ保護を進めてゆくべきだと考えます。

作成者:50cm.メンバー

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