何に対しても人の目を気にしていました。
自分のことよりも他者が喜ぶことを優先させていた気がします。
習い事はスポーツを幾つかやっていましたが、自分が好きだからというよりも、周りの友人たちと過ごすキッカケが欲しかったから。
最後までやり遂げることなく、好きじゃないことを言い訳に努力をそこまでしなかった。
大好きな陸上というスポーツに出会えて、初めて何かに打ち込んだ気がします。
自分が努力すればするほど変化が生まれ、そのことを喜んでくれる仲間がいました。
あとは、日本史の先生の型にはまらない授業のおかげで歴史が好きになりました。
誰かのためではなく自分のために、何かを好きになり、追求していくことが結果的に周りの人に喜んでもらうえることにも繋がるということを知れたのは大きかったです。
福祉の道に進むキッカケになった大学時代。
障害のあることによって選べない世界であることを知り、課題感を抱きました。
課外活動では、地元の経営者に取材をして大学生向けにフリーペーパーを発刊する活動にも取り組みました。
仕事とは、辛いものであるというイメージが覆り、将来に希望を抱けるように。
今も繋がっているのは、その時に出会った人が多いかもしれません。
新卒でニトリに就職して2年後に、大学の先輩と就労継続支援の事業所を立ち上げるために退職。
それから就労継続支援でもっと給与が増えるような仕組みを作れないかと考え、鳥取に旅立つ。
鳥取で様々な実践を残せたものの、幸せは給与だけではないのでは?という問いを持ち福岡に戻る。
現在は発達障害がある子どもたちの療育に携わる仕事をしています。