矢野 桜花

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心の休まる場所をつくりたい

 学校図書館は別名「第二の保健室」と呼ばれている。保健室が傷を治す場所、カウンセリング室は本格的に問題として自覚した上で行く場所ならば、私は図書室を教員·生徒どちらもが息を吐ける場所にしたいと思う。 学校とは、教員も生徒もいつも忙しそうで、気持ち的にも走りっぱなしでせかせかとしているような気がする。周りの雰囲気がそうさせるのか、それとも直面している現実がそうしなければならないと言っているのかは分からない。しかし、人は疲れるもの。無限などない。だから、私は、休む場所を、休むことができる場所をつくりたい。 気持ちを楽にできる場所をつくりたい。