貧しい国に生まれたから必ず貧しいというわけではないと思う。一人一人がそれぞれの価値観を持って生きている。それぞれの環境下で過ごす人々の笑顔をわたしが少しでも増やすことができるなら、増やすために自分にできることは何か。まずは知識や教養を増やすことから始めようと思う。
私は将来なりたいものが具体的に決まっていません。
多くの女性が1度は憧れると言われるCAには昔から興味がありましたが何故なりたいの?と言われれば明確な回答ができるわけでもありませんでした。CA採用率が高い関西外国語大学に入学できたから可能性が近づいたかもという浅はかな考えを内心持っていましたが、春学期に航空関係の授業をとった際、夢をしっかりと持つ子達に囲まれて更に自分が何故CAに憧れているのかがわからなくなりました。
そして国際ボランティアにも中学生の頃から興味があり国際飢餓対策機構などで働きたいという夢などを抱いたこともありました。学校で社会(日本史、世界史、政治経済)について深く学んでいくと平和な日本で過ごしている私たちが知り得ない貧困に苦しむ人々、性差別、難民問題などの社会問題が浮き彫りになってきて自分にできることが何かないかと日々思うようになりました。ですが、自分で稼いだこともないちっぽけな中高生だった私が実際にボランティア活動に参加する機会もなくずっと将来について決めれずに今日まで過ごしてきました。
私は将来につきたい仕事として第一に自分がしたいことを職にしたいと考えています。だけど今具体的にしたいことが見つかっていない状況で、唯一国際ボランティアをできる環境I-RISに入ることができています。しかし尽力できているわけでもI-RISの活動の第一歩すら踏み出せていない状況で自分が今、職を具体的に決めようとするのは難があるということに気づきました。だからまずはI-RISの活動に関しても、自分の将来に関しても多くの知識を増やすことから始めたいと思います。せっかく大学生になったのにコロナ禍の影響で何一つ思い通りにいってない中で自分が残したい将来に向けて出来ることはまず知識や教養を増やすこと。残したい社会を実現させるためにはまず自分が変わらなければいけない。まずは自身の向上から始めたいと思います。