かねてより私は「映画の持つ特性」に惹かれています。
「製作者が思い描く世界観」を「映像」という直感的に伝わる媒体で表現し、「視聴者自身の持つ世界観」に何らかの影響を与えるプロセスは、他のどのような芸術にも代えがたい魅力があると思うからです。
昨今の映画興行収入ランキングは物凄い勢いで塗り替えられており、映画産業は確実に成長産業といえます。
世界映画賞の最高峰「アカデミー賞」は保守的なアワードだとされていますが、2019年には韓国映画『パラサイト 半地下の家族』が最高賞である「作品賞」を受賞。
国内の自主制作映画に関しても『カメラを止めるな!』という怪作が話題に。映画産業は経済的な面だけでなく、「多様性」という面でも広がりを見せています。
私は、彼らが切り開いてくれた道に続きたい。
多くの人が良い影響を受けてくれるような映画を作りたい。
映画の持つ多様性を更に広げたい。
本プロジェクトの完遂は、間違いなく今後の映画界を発展させると確信しています。
──私は「映画の力」を信じています。