今、日本に"eスポーツ"が少しずつ浸透しつつあります。
日本各地ではeスポーツ関係の事業を行う企業や、"eスポーツ施設"と呼ばれるレジャー施設も増え、オフラインの大会やイベントも東京や大阪では盛り上がっています。
一方、私の住んでいる広島ではそこまで広まっていません。ゲームタイトルごとにSNSなどでコミュニティが形成されているケースは多くありますが、それらは"eスポーツ"ではなく、ひとつの"ゲームコミュニティ"に過ぎないのです。
eスポーツは、日々練習してきたプレイヤーたちが大会で成果を発揮させて結果をつかみ取るドラマです。それを実現させるためには大会やイベントを支える運営が必要です。運営はゲーム会社に問い合わせをし許可を取ったり、スポンサーを獲得して賞金や景品をかけることもあります。これらはかなり行動力の必要なことで、さらにはまだ発展途上のeスポーツに対する理解度が不可欠です。
私は今までeスポーツの学生選手としてチームを組んで大会に出場したり、オンライン上でeスポーツの大会を主催したりとここ数年で様々なアプローチをかけてきました。その道中で出会った人々からは、「もっとeスポーツを楽しみたい」「大会に出たい」などのeスポーツを求める声がありました。
そんな中、芽生えたのは"eスポーツをもっと日本に浸透させたい"という気持ちでした。少し経験が人より多いだけで日本規模というのはまだ早い話です。ですので、まずは少しeスポーツに疎い広島を盛り上げるところからです。
現段階での最終目標は、広島にeスポーツ事業を行う法人を建てることです。そのためにはeスポーツをビジネス化する必要があり、現在は需要調査に励んでいます。
需要調査を続けながら、広島の企業様と手を組んでとある企画を進めています。自分がeスポーツにかけたお金や時間、経験を活かし、広島eスポーツの発展に貢献できるようにこれからも活動を続けていきたいと思います。
池田 弘輔さんのビジョンに共感