昔から、対人関係が苦手でした。
幼稚園は友達も少なく、常にお絵描きか粘土をしていた記憶です。
いじめられたりもありました。このときから既にこれから起こる沢山のいじめが始まっていたんだなと思います。
それと同時に、今の将来の夢にもつながる大きな体験もしました。
小学校に上がるタイミングで引っ越しをしたので、友達0からのスタートでした。
1学年1クラス、6年間クラスの変わらない小さい学校です。
低学年の頃は忘れ物をしたりよくけがをして先生に怒られながらも、目立ちたがりで班長とかをよくやってた記憶があります。
4年5年6年ではかなりひどいいじめを受けました。
6年生では『ジュニアリーダー』という子ども会の指導者ボランティアにもなり、私の居場所はそこにしかなく、担任も頼れず、私の未来は真っ暗でした。
ここから私は『対人恐怖症』『人間不信』になります。
中学校でも小学校の子たちは全く一緒、更に別の小学校からも全体の3分の2が来て、ひどいいじめは続きました。
クラスにも学年にも居づらく、吹奏楽部内でのいじめや息苦しさで私に居場所はどこにもありませんでした。
スクールカウンセラーに頼る、というのもありました。ですが、小学校の時のいじめっ子たちのたまり場がカウンセリングルームだったので、そこにも頼ることができず、いじめ、悪口、先生の裏切りに一生懸命耐えていました。
そこで患ったのが『拒食症』です。
全く食べ物を受け付けず、みるみるうちに痩せ細っていきます。
後から知り合いに言われた話ですが、当時は足を軽く蹴ったりぶつけたりしたら折れそうだったみたいです。既に私の心は限界を迎えていたんだと思います。
高校は中学の人が1人しかいないうえに、英語を学びたかったので2年次から国際教養コースが選択でき、短期留学制度のある高校に進学しました。
部活は昔から歌が大好きだったので合唱部。しかし、1年の終わり、部活ですれ違いが起きたのと、別にヤマハで歌を習っていたのでやめてしまいました。
2年生から国際教養コースになり、念願のニュージーランド2週間留学も行けました。ですが、そのクラスはチャラチャラした子が多く、
『何でスカート折らないの?』『何で化粧しないの?』
そんな声に惑わされ、周りの目線も気にしないと怖くてどうしようもなかった私は、スカートを短くし、化粧をして、校則違反の毎日を過ごしていました。
しかし、イケイケなみんなにはついて行けず、次第にクラスから孤立していきました。
このときには自分なんかどうでもいい、いくら傷ついてもいいって荒れまくり、あることをきっかけに『男性恐怖症』にもなりました。
そこでなってしまったのが『過食症』です。
食べることを自分で制御できず、ストレス発散のはけ口をコンビニやスーパーでバイト代をどんどん食料につぎ込み、泣きながら詰め込んで、時には喉に指を突っ込んで吐いていました。
実は今現在も拒食症と過食症を行き来して苦しんでいます。
3年になるとますます不登校はひどくなります。
3年間同じクラスだった子にも見捨てられ、あと1日休んだら卒業できないよ、と担任と教頭と面談もしました。
辛くて行きたくない教室に重い足を運んで『あと1日』を頑張って卒業することができました。
専門学校は、念願の声優コースになり、演技の勉強を始めました。
きつい授業や楽しい授業、正直声優と関係ない授業もありますが、大好きな演技を勉強できています。
現在は今までの積み重なったストレスや、専門学校の多忙さから『うつ病』を発症し、学校に全然行けていない状況です。
ですが、ビジョンにも書いた
『世の中を笑顔に、声優として子供たちの成長の1つに』
という大きなビジョン達成のため、闘病・休養しつつ、学校完全復帰に向けて毎日頑張っています。