どちらかと言うと引っ込み思案で気弱な子供でしたが、好奇心が強くひょうきんさもありました。小学生の中学年ぐらいまでは泣き虫で、何かあればすぐ泣いてたのに、今でも良く覚えていますが、高学年になったある日に、何故か「もう泣くのは面倒くさいなぁ」と思いたち、その時に「もう泣くのはやめ!」と決心し、その日からは泣かなくなりました。
勉強より野球が好きで、巨人軍の王選手(現ソフトバンク会長)のファンでもあり、小学生の頃の夢はプロ野球選手になることでした。小学校6年生の時には生徒会長になるということも経験しました。
中学生になるころには、どうもプロ野球選手は無理だなと悟り、クラブ活動もテニスやバスケットボールなど転々とし、勉強もあまり熱心にやっていませんでしたが、試験前の勉強でそこそこの成績がとれていました。高校受験は短期間でしたが集中して勉強することで志望校に受かりましたので、大学受験はそうはいかないだろうと、高校時代は勉強に専念しようとしましたが、やはり専念できず、1年生の後半から軟式野球部に入ってクラブ活動もするようになりました。とはいえ勉強には熱が入らず、結局大学受験に失敗し、予備校通いをすることになりました。予備校時代は授業も含め1日最低10時間以上勉強することを自分に課して頑張りました。
2度目の受験で志望していた大学に合格することができました。大学時代は勉強はあまり熱心にやっていませんでしたが、体育会サッカー部に入部し4年間クラブ活動に取組みました。サッカーはいわば初心者で、同級生や先輩たちは中学・高校時代からやっていましたので、最初からハンディキャップはありましたが、全体の練習が終わっても一人居残り練習することを積み重ね、3年生の秋にはレギュラーになり、関西学生1部リーグの試合を経験することができ、やればできると自分に自信がつきました。サッカーの練習がオフの期間には短期アルバイトをいろいろ経験しました。