ビジョン

私には将来の夢が2つあります。

１つ目は、一人でも多くの患者さんの心の支えになれるような看護師になること。なぜなら、外見からわかるような大きな怪我や病気だけが大変なのではありません。周りの人から見ても健康な人と変わりがないために理解されにくい事だってあり、本人にしか分からない痛みや心の辛さがあります。私自身、怪我をして心苦しい経験をしました。そんな時、私がお世話になっていた病院では医師や看護師をはじめ、理学療法士などたくさんの人が熱心に治療して下さったただけでなく、「一緒に頑張って治していこうね。」といった声かけなど心のサポートまでもして下さり、私はその言葉に何度も励まされ不安に思っていたことも少しずつ希望に変えていくことができました。だからこそ、今度は私がより多くの患者さんを勇気づけていきたいと思います！

２つ目は、看護師として臨床経験を積んでから小学校の保健室の先生として働くこと。私が看護職を目指すきっかけになったのは、私が小学生だった時の保健室の先生のおかげです。当時、小学5年生の委員会活動で主に保健室で怪我や気分が悪くなった子の記録や各クラスの健康観察記録の集計などをしていました。その他にも、先生は私たちに消毒や包帯の巻き方など丁寧に教えてくれるだけでなく、何回か実際に経験をさせていただき、そのときにすごくやりがいを感じて将来は人の役に立つ仕事に就きたいと考えるようになりました。このことがきっかけで看護に興味を持ち、今では看護学生になりました。そして、自分も憧れの先生と同じように子供達の健康を守るだけでなく看護に興味を持つようなきっかけを子供たちにつくることが私の大きな夢です。