現在、苦労人を特集するwebメディア「 no pain no life 」を制作しています。
このメディアでは、苦労してきた人の成功後の輝かしやさを追求するのではなく、具体的にどんな感情を味わってきたか、どのように試行錯誤してきたか、そしてどのようにそこまで這い上がったのかという過程に着目し、その生々しさとドロ臭さを追求するメディアです。
自ら命を断つ人は、どうせ自分は変われない。自分は救われる価値がない。人を頼ってもどうにもならない。と思いながら自らの命に手をかけると言います。
この心理の背景には、学習性無気力があります。学習性無気力とは抵抗や回避のできないストレス状態に長期間晒された結果、その状況から回避しようとする努力すら行われなくなるというものです。
自ら命を断つ人は、回避のできないストレスに長期間さらされた結果、その状況から逃れようとすることも、誰かに救いを求めることも諦めてしまった人達です。
この状態を打ち破るためには、「 自分や環境は努力次第で変えられる 」という気持ちを、もう一度、取り戻してもらうことがとても重要になってきます。
なので「 no pain no life 」では、絶望の底から這い上がってきた人の生々しく、ドロ臭い経験談を中心に特集します。さらに、読み手が 経験談をただの夢物語で終わらないように、各経験談に共通する事柄を抜き出し、それに必要なスキルも実践しやすい形で記事にまとめます。
こうして記事を読んだ人が「 自分も変われる。 」と人生に希望を取り戻したあと、どうしたらいいか分からずにまた逆戻りすることなく、実際に変わっていけるように、このメディアを通してサポートをします。
web制作2021年8月まで、リリースを11月を目指しています。
さらに、「 no pain no life 」の利用者が、互いに支え合いながら前に進めるよう、居場所づくりの一環として、オンラインとオフラインの一体型コミュニティを作りたいと考えています。