これまでの人生を振り返ると、「やらずに後悔する」という経験はほとんどなかったように思います。後になってその選択を後悔することはあっても「やってみたい」「こっちの選択の方が楽しそうだ」というものを選択してきた気がします。根拠はどうあれ自身が納得してした選択であれば一生懸命にもなれるし、何かあれば自身で責任も取らなければならないと思っています。
すべての物事において「無駄」となる部分を極力排除しスマートにすることで、結果最もシンプルなかたちになることが多いと考えています。仕事ではWEBのディレクターとしてシステム設計やUI等色々な複雑な要素を考えることが多いですが、俯瞰した目線、第三者目線で全体を捉え、無駄をなくすことで合理的なかたちを目指しています。
前述した「合理的に考える」に通じるところがありますが、何事も数値化して計測した上でなにが最善かを考えるようにしています。感覚では改善されたように感じても、数値でみるとそこまで改善されていないどころかむしろ悪化している、といったことは往々にしてあるからです。企画業務において「貢献」を成すことは利益につながる「流入数」「コンバージョン」「売上」...といった諸々の数値を如何に改善させるかだと考えています。直接的な数値が見えづらい部分、例えば社内業務の改善施策などに於いても、施策によって対応工数がどれだけ減ったか等々をできるだけ数値化し、それを基に施策の評価、更なる改善につなげていくようにしています。