はる

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人の心に寄り添えるように

 小5の大震災からずっと、私の夢は医療に携わることだった。私は東日本大震災の時のあの医療スタッフのように、どんな時も笑顔で患者さんに寄り添える、安心を届けることができる医療スタッフになりたいと思っている。あの時の祖母の見せた涙、嬉しそうな笑顔を私も届けられる一員になりたい。私はこれからも、災害看護に力を入れ、どんな時も冷静に患者さんに対し、身体だけじゃない心の痛みにも寄り添えるように努力していきたいと思っている。 私の祖父が入退院を繰り返し、昨年の冬、この世を去った。長い入院生活中で苦しんだのは祖父だけではなかった。祖母は弱っていく祖父を見てどんなに悲しかっただろう。その時、病室に来て、力をく…