戸村 圭吾
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ビジョン

自分が実現したいビジョンは【周りを巻き込み、人生の中で変わり続けていく自分の居場所で熱い思いを絶やさない】です。

スポーツ一本、競泳一本、自分の世界は狭い。小さい頃から変わらず通っている大会の会場、見慣れた景色、そんな日常が崩れた高校の部活引退から早数年、子供の頃に始めた水泳という競技は人生の中の15年弱。何度だって挫折。隠さず言えることは一つ、いつだって練習は手を抜かなかった、ひたすら自分と戦うようなスポーツだった水泳、努力は報われたり報われなかったり、でも変わりゆく環境で変わらずに泳ぎ続けて思ったことは、出会ってきた全ての仲間が熱い思いを持っていた。何に対してか、みんながみんな同じ種類や同じようなものに対して熱いものを持っていたとは思ってないけど、それぞれが持っていた譲れないもの、そんな世界にいた自分はそんな日常に震えるほど情熱を感じていた。

時は流れて大学生、もちろん水泳の世界に戻るという選択肢はあった、でも、幸か不幸か一切の練習に手を抜かなかった自分は、謎のやり切った感と大学生だから新しい世界を旅したいという感覚から水泳には戻らなかった。そんな時に懐かしい人からの連絡、高校の先輩、学生団体というあまり聞き馴染みのない世界で頑張っているらしい、先輩には高校の頃からよくして貰っていて、その先輩とまた一緒にいられるかもしれない。そんな思いから新歓に行きそのまま入団、それが学生団体Actry。動物支援を行っているその団体は、スポーツの世界でしか生きてこなかった自分には衝撃だった、集まっているメンバー、特に学年が上の先輩たちが夢に思い描いてる世界は、小さな一学生がどうにかできるような事じゃないような夢、"動物にとってより良い社会を"そんな思いを掲げる先輩を見て心を持っていかれた自分が水泳の時に感じていた"熱さ"を取り戻す日常まではそう長くなかった。どんな世界にも熱い思いを持って色々な活動をしているほぼ同世代の人たちがいる。そう思った時に自分の中にあった狭い世界は広がり始めた、「また熱くなれる居場所を見つけた」そんな思いで胸がいっぱいだった。

Actryに入ってからは今まで考えたこともないことを考える日々が続いた、その一つがメンバー間の熱量の差、スポーツ世界からボランティア世界へ、今まで通り”やる気のないものは去れ"では話にならない、考えた、どうしたらみんながこの日々に夢中になれるか、いい答えはなかなか見つからない。だからひたすら自分は前を見た、ありきたりかも知れないけど無い知識を熱量でカバーした、ひたすらに自分はActryという世界にのめり込んだ。そんな日常を過ごして半年、気付けば同期メンバーの人数は安定、いつの間にか団体の色々な事を相談をできる仲間に、みんながみんなActryに対して熱いものを持ち始めていた。ただの思い過ごしかもしれない、思い上がりかもしれない、それでも自分は、色々なメンバーをActryの渦に巻き込んだのが自分であることを願い、今もそれを目標としている。

こんな人生を送っている自分がまだまだ短い旅の途中で見つけた目標を今のビジョンとして、これからも自分の熱量で様々な人に影響を与えながら自分のビジョンを更新していく。


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