毎日、泥んこになるまで遊んでいた。砂遊びが好きで、実家の庭を深さ1mまで掘って海に見たて、掘った分の土で山を作り、川を作って、小学校の理科で習う河川の風化・堆積などに関する検証を黙々とやっていた。
中高一貫校で寮生活をしながら同級生たちと6年もの時を過ごした。友達というより兄弟に近い感覚で、共に喜び、泣き、笑い、高め合う関係だった。中1から親元を離れたこともあり、親の存在がいかに大きいが実感し、同時にいつも感謝する心を忘れないようになった。
中学2年生の読書感想文で読んだ再生エネルギーに関する本がきっかけとなり、エネルギー→原子力→物理学とだんだんと世界の真理に興味を持つようになった。