ヒストリー

　自分の興味の向くままに、バレエや書道、お絵かき教室など様々な習い事をさせてもらいました。特にお絵かき教室では、毎週色々な画材やテーマを通して伸び伸びと製作することが楽しくて仕方ありませんでした。

自分の好きなことを褒められ、伸ばしてもらえた幼少時代は、今の私にとっても大切な思い出であり、何かを創り出すことが好きになったきっかけでもあります。

地元の中学校に進み、運動部に入りたくて卓球部に入りました。いい結果を残すことはできなかったけれど、何でも言い合えるかけがえのない友達ができました。

高校生の姉から美術の先生の話を聞く中で「この先生の授業を受けてみたい」と思い、県内の同じ高校に進学しました。授業は〝きれいなものをきれいとおもうこころ〟を大切にしており、個人のアイデアや考えを尊重するものでした。この先生の授業を受けたからこそ、色々なもの・ことに触れたいという気持ちが育ち、感受性を磨くことができました。

大学で学びたいことが定まらなかったため、幅広い分野を学ぶことができる社会学部を志望しました。祖母がいる京都は馴染みが深く、その穏やかでどこか懐かしさのある街並みに惹かれて京都市内の大学に進学しました。

入学してしばらくした頃、高校時代の友人からフリーペーパーを作る団体に入ってみないか、と誘いを受けました。実際に会議に参加し、メンバー同士が生き生きと意見を交換しているところ、大学生が一から作り上げて情報を発信しているところに魅力を感じました。そうして入ったフリーペーパー制作団体mocoで、日々活動していています。