伝統あるクラブの主将として
東海大学射撃部の歴史は古く、数多くのOBを排出してきました。ゆえに、主将としての責任の重さを日々痛感しています。皆を引っ張るリーダーとして舵を取る方向を間違えることがないように常に慎重に判断をします。
これまで、当部にはデータベースが存在していませんでした。そこで私は、Accessを使用した「総合情報システム」を開発し、部員連絡先の管理や会計管理・練習記録を行うことを容易にし、後輩たちが業務に囚われることなく練習に励める環境作りを進めています。
強化指定システムが実り、一年生の活躍のお陰で2019年9月から学内に仮練習場を確保し、2018年から始めた可動式の射台を常に設置しておくことができるようになりました。これで満足することなく、将来的には専用エアライフル射撃場を作りたいと考えています。
望星杯は、私が最も努力したイベントです。始めたきっかけは、部員のモチベーションの低下でした。ビームライフルを行なっていて大会という目標を持つことはそれまでできませんでした。ビームライフルの大会がないからです。「ないなら作ってしまえ」ただ、それだけの理由で始めた望星杯でしたが、高校と大学の又、ビームライフルとエアーライフルの垣根を超える大会を作ったことで、ルールや要項作成、広告協賛を得ることが特に大変でした。
全ては後輩たちのために。射撃の発展のために。