ヒストリー

＜ノリノリの乳児＞

私は福岡県で生まれ、幼稚園に入園するまでは埼玉で過ごしていました。自分の記憶は浅はかですが、ビデオテープに映っていた零、一歳の頃の私は音楽にノるのが好きだったようです。その頃の私が覚えた曲名リストを父が年賀状に載せていたのを思い出します。

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＜幼稚園児は興味津々＞

鹿児島に引っ越し、幼稚園に入園しました。幼稚園児の頃は給食を早く食べ終わり、残った時間で友達とオセロをしていた記憶が一番強く残っています。

祖母の元で硬筆を始めました。
家族で外へ出かけるのが好きで、おもちゃで遊んだり、ティッシュの空箱や瓶の蓋を使って車を作ったり、砂を口に含んだりするなど今思えばそのころが一番活発で好奇心旺盛だったなと感じます。

四歳の頃に弟が生まれ、初めて家族が増える感動と喜びを実感しました。

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＜小学生の頃の夢は漫画家＞

小学校に進級した後は少し落ち着き、祖母の元で書道も習い始め、小学三年生までは絵を描くことが一番好きで漫画家になりたいと思っていました。休み時間があればキャラクターを模写したり、漫画のストーリーを自分で考えて描いたりするなど絵に一番時間を使っていたと思います。図画工作の写生の時間が一番好きでした。

小学四年生になり、弟がサッカーを始めた影響でサッカー少年団に入団し、サッカーを始めました。それまでは絵を描くことや自分が気になることを探求するなど個で行動してきましたが、サッカーというチームで活動するのは初めてだったので最初はとても苦戦しました。段々とチームメイトとの仲も深まっていき、コミュニケーションを学ぶ良いきっかけになったと感じます。

＜思春期真っ最中の中学生＞

小学校までは初対面の人と接することに何の恥じらいもありませんでしたが、中学校に進級し、他校からの知らない人と接するのが少し緊張しくなりました。しかし、サッカーを通して得たコミュニケーション能力で色々な人と仲良くなりました。

中学校でもサッカーを続け、初めてメンバー争いを経験しました。小学校の少年団では上下関係が緩かったですが、部活動で初めてそれを直に実感し目上の人に対する礼儀を学びました。一時期トラブルで友達と険悪な関係になることがありましたが、一年ほどで打ち解け今では一番仲が良い親友です。

運動会で応援団をしたり、文化祭で友達と歌を披露するなど、さまざまな行事に貢献しました。中学校生活は自分が大きく成長した時期だと感じます。

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＜全く身長が伸びなかった高校生活＞

高等学校に進級し、それまで祖母の元で続けてきた習字も時間的に組むのが難しくなったので辞めて、サッカーも辞め、自分の興味のあるダンスという分野に足を入れました。普段の学校生活では中学校で得た経験や失敗を活かし、三年間教室では大きなトラブルはなく過ごすことができましたが、部活動ではいろいろ苦戦しました。

私が入部したダンス部は女子の割合が八割以上を占めていて私の学年は男一人でした。一、二年上には男の先輩がいましたが、一年上の先輩が卒部する頃には一つ下の学年に男子が入ってこず、私男一人になってしまいました。最初はやる気も出なく女子にも心を開けず、女子間でも仲間同士で亀裂が入っており、私の学年の人数は終いには入部当初の半数になってしまいました。その出来事に私が仲介で入れたのではと深く反省し、心を入れ替え、残りの少ない同学年メンバーと後輩とも仲を深め残りの大会やイベントに熱心に取り組みました。異性ともコミュニケーションをとれるようになり、新しい顧問や二つ下に入部した新男子メンバーとの縁もあり、無事全ての行事を終えることができました。それぞれの作品をそれぞれの行事で発表できることは何より気持ちが良く、作品を作り上げて完成することの達成感を感じ取ることができました。いろんなトラブルもありましたが次のより良い経験につながることを信じて取り組めてよかったと思います。

＜自分のことは自分でやる＞

親元を離れ、福岡で一人暮らしを始めた最初は何事も自分自身でやるというということを少し甘く見ていました。実際はかなり大変で最初は家事やお金の支払いなどで失敗することが多々ありましたが、両親に実家から様子を見にきてもらうたびにいろんなことを教えてもらいました。そして、それまでの両親に対するありがたみを感じました。

初めてのアルバイトを居酒屋で始め、裏で働いてくれる店員さんへのありがたみを感じ、飲食店で食事をするときは今までよりも店員さんへの配慮を心がけるようになりました。

TECH.C福岡では入学当初はまだ自分のビジョンが見えていませんでしたが、授業を通して色々な概論用語やコンピューターの使い方を学び、自分のなりたい自分がうっすら見えてくる様になりました。

これからも家事、アルバイト、学校を頑張っていき、自分のなりたい将来に歩んでいきたいと思います。