島田 和子

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一人ひとりが 生まれ持った資質を最大限に活かし いきいきと働いている社会をつくる

これまでに数多くの働く方々の悩みを伺う中で、「仕事が愉しい」というシンプルな状態がなかなか実現できない社会であることを痛感しています。思うような成果が出せなかったり、人間関係に悩んだり、そもそも「自分が何をしたいのか、何が得意なのか」さえ不明確な方もたくさんいます。私自身も20代半ばからだいぶ長い間、まさにこの状態でした。想いを持って就いた職業だったし、役に立ちたいという一心で頑張り、側から見たら順調にキャリアを積めていたのかもしれません。でも、ずっと「この仕事が本当に誰の役に立っているのか」「私の力が活かせる場なのか」に悩んでいました。毎日悶々としながらも、でもどうしたら抜けられるのかがわか…