これまでに数多くの働く方々の悩みを伺う中で、「仕事が愉しい」というシンプルな状態がなかなか実現できない社会であることを痛感しています。
思うような成果が出せなかったり、人間関係に悩んだり、そもそも「自分が何をしたいのか、何が得意なのか」さえ不明確な方もたくさんいます。
私自身も20代半ばからだいぶ長い間、まさにこの状態でした。
想いを持って就いた職業だったし、役に立ちたいという一心で頑張り、側から見たら順調にキャリアを積めていたのかもしれません。
でも、ずっと「この仕事が本当に誰の役に立っているのか」「私の力が活かせる場なのか」に悩んでいました。
毎日悶々としながらも、でもどうしたら抜けられるのかがわからない数年間。
次女が生まれてしばらく経って、ある恩師との出会いでようやく 本当にやりたいこと、やるべきこと、私ができることが見つかりました。
だから、もし今そんな迷いの中にいる人がいたら「大丈夫、ちゃんと見つかるから!」って伝えたい。
起業してからしばらくは、個人向けのコーチング・キャリアコンサルティングを行ってきましたが、そこで感じたのは「この人が変わっても、会社が変わらないと解決しない問題がある」ということ。
そして 「社員の士気・パフォーマンスが上がらない、離職が多い」という組織・経営者側の悩みも知りました。
この問題をどう解決し、上記の社会を実現するか。
私は二つの側面から、この課題に取り組みます。
一つは組織へのアプローチ。
そして、もう一つは個人へのアプローチ。
この二つのアプローチを両輪として提供することで「地域経済と豊かな人生の両立」に寄与したいと考えています。