私の幼少時代の記憶は小学校のものが多く、それ以前のことはあまり覚えていない。しかし両親が言うには、好奇心が旺盛で何にでも興味を持っていたという。小学生に上がるとその関心からか体操や水泳の教室、学習塾に通うようになった。また夏休みには自由研究やポスター、読書感想文といったさまざまなコンクールに挑戦し、その多くで賞を取ることができた。この中の一つ、読書感想文での受賞が今活動している日中韓こども童話交流参加経験者事務局に繋がっている。小学生高学年では中学受験のために多くの時間を勉強に費やし、無事に第1志望の中学校に合格することができた。
中学高校時代は私にとって挫折した時期かもしれない。小学生のときは上に書いたとおり様々なことに取り組み、うまくいっていたために自分で言うのは恥ずかしいが、小学校では優秀であっただろう。しかし入学した学校(中高一貫)は当然優秀な人たちであふれていた。部活はサッカーを始めたがレギュラーメンバーにはなれず、勉強も学校のレベルについていけず所謂落ちこぼれであった。私は自分への過信から勉強を怠っていた。しかしその一方、優秀な人たちに囲まれて過ごした六年間はとても有意義だったと思っている。いろいろな強みを持った友達に多くの刺激をもらうことができた。
私は大学受験では一度浪人した。浪人生活では生活のすべてが大学受験に支配されており、とても苦痛だったのを覚えている。
大学では経営学を学んでいる。大学に入り、以前より自由な時間が増えた。日中韓こども童話交流参加経験者としてさまざまな経験をし、いろいろな人と出会うことができた。時間があるうちにたくさんの事に挑戦していきたい。