一度の人生であれば、自分が本当にやりたいことに忠実に生きるべき。ただ、自分だけが満足することだと、満足度もそこまで高くないと思う。多くの人のために動いて、多くの人に価値をもたらすことで、本当の満足感を得ることができる。自分のやりたいことと社会への価値を考え、つなぎ、それに向かって本気でやり抜き、実質的な成果をもたらすことで本当の充実感を感じることができる。
自分が成長するだけの仕事をしていた時、喜びを感じることはできたが、振り返ったときにあまり充足感を感じることができなかった。誰かのために活動していた時、活動に対しても誇りを持てたし、日々の活動もポジティブだった。今振り返っても充足感を感じることができる。
自分は、やりたいことをしてきた人生だと思っているし、仕事の根源に感じる魅力は、他者貢献だと思っている。
どんな自分でも、人の役に立つことができるというのは、仕事の優れたところだと思う。ただ、想いだけほど相手ががっかりすることはない。人に貢献する以上、永続的に実質的に価値を創出していかなくてはならない。