福田杏

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人と自分の痛みを肯定する

最近は痛みから人を遠ざけようとする表現や規制が多いが、そんな真綿で包まれた 人間は現実を生き抜いていけるのかと甚だ疑問に思う。自ら痛みに飛び込んでいく 必要性もないが、人と関わるということは多少なりとも違いが伴い、痛みが生じるも のだと思う。その時にまた立ち上がったり痛みに負けないような手助けができる環 境を整えたい。色々な表現形態を使い人を肯定できるようになりたい。​