「ヒストリー」にもあるとおり、私はずっとマイノリティーとして生きてきました。その経験から、弱い立場の人の声を可視化し社会に届け、苦しんでいる方々が「生きていたい」と思える社会にしたい。そのような理由で、ジャーナリストを志しています。
しかし、社会に問題を訴えて終わるのでは、責任を社会に丸投げすることにもなりかねません。ですから、自分で書いたことについては、しっかりと日常生活の中で実行していく姿勢を貫いていきたいです。例えば、「差別はダメ」と書くだけではなく、差別で苦しんでいる方に絶えず寄り添う姿勢を続けていく。苦しんでいたら相談に乗る。つまりは、「行動するジャーナリスト」になりたいです。
それはすべて、「誰かの笑顔のため」です。
こうした目標の実現のためには、新聞や本を絶えず読み続け、問題の所在を知ること、人と対話し価値観をアップデートする姿勢が必要になります。そして、フットワークの軽さが大切でしょう。現在、こうした意識のもとハンセン病問題の取材・ルポ執筆活動などを行っています。詳しくは、「仕事・活動」をご覧ください。
小島 瑶平さんのビジョンに共感