この世界は十人十色である。優しい人もいれば短気な人、正直な人、無口な人がいる。もちろん話が通じない人だっている。そんな世の中で誰に対しても、優しくある、理解を求めようとすることは自分の人生を息苦しくさせてしまうのではないかと思っている。なので、基礎的な性格は維持しつつ優しい人には優しく接し、話の通じない人には理解は求めず関係を極力持たないようにする。
年を取るにつれてつくづく正直者は馬鹿を見るという言葉は芯をついているなあとも思う。正直者、真面目な者が損な役回りをさせられることが多いと感じている。それが嫌だと思うなら時には噓をつくことやサボるといった背徳的な行動も必要だと考えている。