青木 藍子

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十分に表現活動ができる社会を作ると同時に、必要な力を得ていくことで、自分の作品で世間の誰かを感動させる

自分がやりたいことや楽しいと思えることについて考えたとき、やはり、自分自身の作品を世間に発表し、その作品によって誰かの感情を動かしたいと思い、そのためには、「自分が表現活動を行える社会であること」と、「自分が表現活動を行える力を持っていること」という2つの条件が満たされている必要があると考えました。まず、「自分が表現活動を行える社会であること」というのは、自分が実際に作品を発表した際に、法や規則などによってその作品の存在が否定されたり、社会的な不利益を受けたりしないという状況のことです。そうしたことについて考えた場合、現代社会は比較的自由に表現活動ができるように見えますが、表現に対する過度な規…