「立ち止まって考える」
社会問題があった時にすぐにそれを解決する方法を模索してしまいます。確かに解決するときにはスピードが必要です。
しかしスピードを求めると、今表出している問題を次々と解決する方向にいってしまいます。それは根本的な解決にはつながらないはずですし、参画する人を狭めてしまいます。だから私たちはそれを考えることとは定義しません。
私たちはそれを「対応」と呼びます。「対応」は当事者ではない人や意見が出せない人を捨象してしまいます。
私たちは社会問題がもっている背景や構造などをじっくり考えていくことで、捨象されてしまう人たちを取りこぼさずに、社会問題との関係を創っていきます。