ウガンダ人女性の子供がカナダ国籍?

こんにちは!学生団体MWANGAの磯部彩香です!
寒くなってきましたがいかがお過ごしですか?
私が所属している学部では2年生の後半に進級論文を提出するのですが、卒業論文でもまた同じようなことをするのかぁ、と若干ネガティブになってきている今日この頃です(๑•̀ㅁ•́ฅ✨

さて、今回は国際法の授業で聞いたあるウガンダ人女性とそのお子さんのお話をさせていただきます!
少し有名な話ですが、2008年にアメリカに向かう飛行機に搭乗していた妊娠中のウガンダ人女性がカナダ上空を飛行中にお子さんを出産されました。たまたま乗り合わせた看護師さんやお医者さんがサポートしたそうです。このニュースはテレビ番組でも紹介されたりしていますよね。

ここでクイズです!
この生まれたお子さんはどの国の国籍になると思いますか?
①ウガンダ
②アメリカ
③カナダ

実はこの三択、全て選択が可能なんです!

まず①のウガンダですが、ウガンダは日本と同じ血統主義ですので、母親とおなじウガンダ国籍を取得可能です。
次に②のアメリカですが、アメリカは出生地主義です。妊婦さんが乗っていた飛行機はアメリカの航空会社の旅客機でしたので、アメリカの領地と考えられるので、アメリカ国籍を取得可能となります。
最後に③のカナダですが、カナダはアメリカと同じく出生地主義です。生まれた場所がカナダ上空であり、カナダの領地であったため、カナダ国籍が取得可能となりました。

最終的にはウガンダ人女性は我が子にカナダ国籍を取得させた、との事です。
国によって国籍をとる形が違うと二重国籍になる可能性などもあり、とても面白いですよね!

今回は以上になります!
普段はあまり国際法や法律については学ぶ機会は少なく、文化などに触れることが多いので、こういったものも国によって大きな違いがあって、私自身とてもびっくりしました!

最後までお読みいただきありがとうございました!