あなたは今話題の竹花貴騎氏について、どう考える?
経歴詐称がとある人物達によって白日の下に晒された。
歴史上でも稀に見るこの問題に、
私は驚きを隠せなかった。
竹花貴騎氏が運営する【MUP】という、ビジネス関連の
知識を学べるオンラインサロンのような団体がある。
金額や学びへの意欲をヒエラルキー化し、ウサギクラスやライオンクラスなどのクラスに分けるといった仕組みをとっていた。
月額いくらかのお金を支払って所属していた方々はもちろん、第三者から見ても様々な意見があるだろう。
調べてみたところ、賛否両論ある中で大まかに2通りの意見に別れていることが分かった。
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先ず、賛成派の意見としては
「学べる部分は確かにあるので、経歴詐称云々は抜きにして、これからも学び狂いたい」
次に、否定派の意見
「経歴詐称をしている時点で詐欺のようなもの。そもそも具体的に何を学んだのか。」
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この2つの意見が私が調べた時点では大半であった。
ここからは、双方の意見に目を通した第三者として、見解を話していきたい。尚、私共の団体においてもMUPに属している大切なメンバーがいる。
私としては、そのメンバーも月額費を払って所属している為、今回のことに憤りは感じているのは事実。
しかしながら、怒りに任せて議論や論述を行うことは
無意味なので
個人的感情をできるだけ無にして、ここに記したい。
先ず述べておくと、私は今回の件に関して
『否定派』である。
理由は主に2点。
・経歴詐称をしている時点で、発信している情報の信憑性が限りなく低くなること
・学べる部分があり、とあるが、具体的な活用はできているのか?
この2点だ。
前者について例を出すと、まったく資産を持っていない人が、他人のお金や車を用いてSNSで羽振り良く見せるいわば稼いでいるブランディングを行っているようなもの。お金の稼ぎ方や投資などをコンサルすると発信し、それに騙された人がなけなしのお金を注ぎ込んでしまう。(より悪質な場合だと、ポンジ・スキームなどの詐欺に引っかかるケースもある。)経歴詐称による実体のない情報は信憑性がほとんどないことは、お分かりいただけただろうか。
後者については、日本人特有の性質も関わっていると私は見ている。それは、学んでいる状態が好きということ。つまりは、学び狂っている自分に酔いしれているような感覚だ。
なんの実績もないのに自己啓発本を読んだだけで賢くなった気になり、他人を見下す人間もこれに近い。
素直に疑問だが、その学びとやらに月収を上げる方法や、事業を拡大できるような学びはあったのだろうか?お金で判断するのは倫理的にはよろしくないかもしれないが、私はお金をより稼ぐ=個人価値の上昇と考えているので、この意見に至る。学んだ自分に酔いしれた後、
自己完結していないだろうか?
もしそうだとするならば。
そこには何の価値も無い。
少し長くなったが、この記事を読んだ様々な方たちに
このような意見もあることが少しでも伝われば多少意義があるのではないかと感じる。
賛成でも反対でも構わないが、自分が今生きている時間を大切にし、何を取り入れ何を捨てるのか。
この情報や学びが自分にとって価値はあるのか。
もう一度よく考えてみていただければ幸いです。
最後までご高覧いただき、誠にありがとうございます。