幸福を掴むには

こんにちはこんばんは。


幸福とは、アイスキャンディーのようなものである。とそう思いませんか?

放っておけば消えてしまうし、貪ると頭が痛くなってしまう。


ゆっくり味わいたいけど、手がベタベタになり最後には木の棒を残していなくなる。

そうです。いつまでも待ってはくれません。


適切に適量を常に溶ける間際にすくい取らなければなりません。でも難しくて、最初は勝手が分からないことのが多いです。


だんだん分かるようになると、貧乏臭く少しずつ側面を舌で削り取るようになります。

それでも最後には、歯を使わなければなりません。最後の一口には余韻も残らない。残るのは、ほんの少しの香りと頭痛くらいですかね。


いくら余韻を楽しもうと木の棒にしみ込んだ幸福の残滓を吸い続けても、口の中には鼻を抜ける木の匂いしか与えてくれません。


幸福はアイスキャンディーであり、扱いの難しい一過性の快楽である。そう思います。


いわゆる成功者と呼ばれる人は、この一瞬の快楽を味わうために甚大な努力をします。


ただ稀に、幸福が舞い降りてくるっていう人がいます。

でもそのアイスキャンディーっておいしいんですかね?


僕は自分の手でしっかりアイスキャンディーを持ちたいと思います。


以上、この間本を読んで影響されたカトウからでした。

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