原油価格の変化が日本に与える影響とは??

みなさん、こんにちは、こんばんは。

ACT TRADERS 運営のナカザワです。


ここ1週間、あったかい日もあれば、寒い日もあればで気温差がすごいですよね、笑

是非とも、体調管理にはお気をつけください!!


そんなところで、今日も、読むだけでちょっと世の中に詳しくなれるような記事をお届けします!


今日のテーマは、「原油市場」です。


みなさん、10月2日ごろに、トランプ大統領がコロナウイルスに感染したというニュースを目にしたと思います。


これによって、WTI原油価格は、一時1バレル=36ドル台まで急落しました。


トランプ大統領の早期回復という観測から、39ドル台まで戻りましたが、原油価格が下落傾向にある状況はあまり変わっていません。


なぜこの価格変動が起きたのか。


考えていきましょう!(Let’s ロジカルシンキング)


まず、需要サイドの動向を考えていきましょう。

欧米地域で新型コロナウイルスが再拡大し、原油の需要回復が遅れるとの観測が広がっています。原油の最大需要国であるアメリカは、消費の軸がガソリンから暖房油に移りつつありますが、今年の冬は、暖冬の予想が出ていて、盛り上がりにかけています。


同様に、世界最大の原油輸入国となった中国も、貯蔵施設の制約から、今後は原油輸入量は減少するとの見方が強いそうです。


大産油国であるロシアの、ノバク・エネルギー相は、「新型コロナウイルスの感染の再拡大で、冬に原油需要が低下する可能性がある」との見解を示しています。


この、原油価格の下落によって、何が起こるか。


原油を輸出することによって、国の経済を回している国(ロシアは別)が大変なことになると予想されるんです。


湾岸産油国と呼ばれる、アラブ首長国連邦や、サウジアラビアなどですね。


これだけ見ると、日本人である僕らには、あまり関係ない。って思う人もいるかもしれません。


ですが、回り回って、大きな被害になることも想定できるんですよ!


原油価格が下がることで、日本国内のガソリン価格は低くなって、嬉しいとなるかもしれませんが、その分、日本は、エネルギーを中東に依存しているということになります。


ここが破綻するとしたら、どうですか?


そもそもガソリンがなかなか手に入らなくなる、もしくは、現状よりさらに高くなってしまうなどのデメリットも考えられますね。。


なかなか、日本のニュースには敏感な私たちですが、世界で起きていることは回り回って、自分たちに大きな影響を与えることは間違い無いので、きちんと情報をキャッチする癖をつけたほうがいいですね!


今日はこんなところで!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

関連記事