皆さんこんにちは!
ACT TRADERS stuのエガワです。
朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。体調管理には気をつけていきましょう。
健康第一!
さてさて、今回はRCEP(アールセップ)について考えていきたいと思います。
RCEPとは、東アジア地域包括的経済連携のことで、アジアの自由貿易協定の1つであります。
内容としてはASEANを中心とする国々が参加する広域的な自由貿易協定となっています。
この協定が実現すると、世界の半数である34億人、世界のGDPの3割にあたる20兆ドル、世界の貿易総額の3割にあたる10兆ドルを占める広域経済圏の構築が可能となるのです。
この構想が今までの経済連携と異なるのは、関税の自由化にとどまらず、サービス分野における規制緩和や投資障壁の除外が含まれているという点です。
これによって、国を跨いだ大規模なサプライチェーンの拡大や、通関コストの大幅な削減が見込まれるのです。
次に日本からの視点で見たメリット・デメリットについて知っておきましょう!
メリット
・巨大な市場(主に中国)へのアクセスが容易になる
・別の協定と比較検討が可能になる
→協定によって双方で関税が削減されるので、貿易が活発になることが見込まれます。
→同じ商品でも、協定が複数あると適用される関税が異なるので、最適な協定を選択することができます。
デメリット
・知的財産権の侵害貨物
・韓国の力を助長する
→特別な許可が必要なものを不正に製造し、その製品を日本に輸出する可能性があります。
→日本の先端材料を輸出して、加工したものを世界に輸出するというモデルが得意な韓国にとっては、この協定によって輸入にかかる関税が撤廃されるので、輸入コストを削減できるのです。
上記で挙げたように、この協定が実現することで変化していく部分も何点かありそうですよね。
今後のRCEPと東アジア間の貿易の動きには注目してみてみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!!