聞くコミュニケーション

こんにちは、夏休みというタイミングで風邪をひいています、アンラッキー米澤です。


最近、塾講のバイトの夏期講習が連日続いていて、週何回も授業をする機会があります。


毎日授業をしていれば、駆け出し塾講師の僕は次第に成長していきます。そこで改めて気づいたことがあります。


それは「聞く」というコミュニケーションの重要さです。塾講師は基本自分がずっと喋っている、というようなイメージを持っている方が多いと思います。


しかし、どれだけ自分が上出来に喋れたと感じていても、生徒には伝わっていない、という事はよくあります。


つまり、一方的なコミュニケーションでは、相手の理解の本質に迫る事が出来ないという事です。


そこで、相手の話をよく聞く、すなわち「聞き上手」になる事ができれば、相手の問題を浮き彫りにする事ができます。


しかし、人は案外他人のいう事を100%は聞けていないという状況が多く存在します。


例えば、上司が部下から相談を受けて、一見「五月病かな?」と結論を出したとします。その後も部下が喋っていたとしても、上司は頭の中で「どのような話で解決してやろうか」という事しか考えていません。


本当の原因は他にあったとしても、上司は部下の話を五月病と決定してしまった時点で聞く事をやめてしまいます。


このような事は日常にも起こりうる事だと思います。自分が他人の話を最後まで聞かず、結論を早急に出していないかどうかを意識しながら、聞き上手になりましょう。


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