自粛期間であることに感謝したこと〈アジソン病〉

自粛期間が終わって約3ヶ月経ちましたが、まだまだ良くなるには時間がかかりそうですね…

夏休みはどう過ごしていますか?

私の場合、暑すぎて外に出る元気もなく、アルバイト以外は家にいる日々が続いています。自粛が始まった当初は暇すぎて退屈でしたが、今では家でペットたちとまったりする時間が大好きになりました。

そして、家で過ごす日々が増えたことにより、家族の変化にすぐ気づくようになりました。

ある日、普段は食欲旺盛な愛犬がお昼を過ぎても朝ご飯を口にしていませんでした。そこで、手で直接口に運んだら食べてくれたので安心していたのですが、しばらく経つと固形のまま全ての餌を吐いてしまいました。さらに、愛犬の体がいつもより冷たいことに気づき、「夏バテかな」と思いつつ、別件もあったので病院に行きました。そこで、念の為血液検査をしたところ、炎症を示す値が基準の10倍であること等多くの異常が見つかり、急遽注射5本と点滴を打つことになりました。(写真は盛り上がっている部分が施術を受けた部分です)その後、検査と施術、薬を投与する日々が三日間続きました。初日に「急性中毒の可能性が高い」と言われていたのですが、後々『「アジソン病」というホルモン系の病気の可能性がある』と言われ、ホルモン検査を経て確定しました。この病気の症状は、多飲多尿や体重減少、食欲低下、顕著な運動失調、体の震え、元気消失等です。確かに、病院に行く時に本来なら散歩好きな愛犬が全く歩きたがらなかったんです。そして、この病気には明確な治療法がなく、生涯毎日薬をあげなきゃいけなくなりました。

この病気が判明してからもう少しで1ヶ月経ちますが、今ではすっかり回復し、病気になる前よりも良く吠え良く食べるようになりました笑。また、薬も毎日自ら進んで食べてくれるので、症状は完全に抑えることができています。

愛犬は昔から基本的に脱力状態でダラダラしていたので、まさか病気とは家族の誰一人思いませんでした。いつもなら数日間様子みて病院に向かうという感じになったと思いますが、自粛期間中だった為、すぐ向かえました。後日、獣医さんから「1日遅かったら本当に危なかったかもしれない」と言われ、自粛期間であったことに心から感謝しました。

8月に入り、コロナと一緒に熱中症患者も増加していますが、人間だけではなくペットもなります。少しでも異変を感じたら、すぐに病院へ行くことを強くお勧めします。

マスクの着用で普段よりさらに暑い夏ですが、水分をこまめにとって夏を乗り越えましょう☀️