2020年

文字通り本当に "色々な" ことがあった2020年を振り返りたいと思う。

ある種ブランドと言われる高校生があっという間に終わり、わたしは大学生になった。このころから世間は新型ウイルスの脅威に晒されはじめ、それは私達の新しい生活にも大きすぎる影響を与えていった。入学式の中止からはじまり、授業のオンライン化、新歓の簡略化など、誰も経験したことのない出来事が目まぐるしく起こった。

大学までの距離があったこともあり、登校しなくてよいという部分に喜んだ部分もあった。朝は遅くても問題ないし、課題もやりたいときにできる。教習所に通う時間もできた。しばらくこの状況に甘えていたが、ある時ふと考えた。

本当は何がしたかったんだろう？

コロナ禍という状況のなかで楽な方向に逃げていたことに気づいた私は、もし普通の日常が送れていたら、大学生になって何をしたかったのかを改めて考えることにした。その結果として、バイトをはじめ、学内サークルに入り、このActryにも入団した。今思えば、これまでの私では考えられないくらいに行動していた時期だと思う。

それでもなお、普通の日常には戻らない。むしろ新型ウイルスの脅威は増しているように感じる。このめまぐるしく変わる状況下で、身をもって行動力の大切さを実感した。

はじめの一歩を踏み出すことができた今年の自分を無駄にしないために、2021年はさらに行動する1年にしていきたいと思う。