変わっていく中で変わらないもの。

「学生団体Actry8代目代表のとむらです。」

自分の事を誰かにこう紹介する事が増えた。

誇らしい気持ちと寂しい気持ちを両手いっぱいに抱えた最近は心も体も満身創痍で、

文字通り充実した毎日を送らせてもらってます。

今年も関わってくれた人みんなみんなありがとう。

今年は人との「繋がり」について考えることが多かった気がする。

そして、色々なものが「変わった」1年だった。

やりたい事を出来ない、会いたい人と会えない、日常は非日常に、そんな非日常も日常に。

変わって変わって、色んな人が考えて考えて。

街ですれ違った誰かはもう存在しないかもしれない。

漫画みたいな現実をまだ見ているみたい。

「ああ、辛いな。。」

「辛かったな。」

多分それはどんな人達だって思ってること、今という大切な尊い時間を、寂しくて辛い何かが奪っていく光景はどれもこれも耐えられなかった。

「今年は何をしましたか?」

「来年は何を目標にしたいですか?」

こんな毎年聞かれるような内容が今年は格段と辛いね。周りのみんなは今年があっという間だったとか、何したか記憶ないねって笑いあってるのを見ると尚更。

いつもと時間の長さは変わらない1年間、随分色んなことが起きたはずなのに、出てくる内容は全部コロナ、しょうがない事だけど、、、、やっぱりね。。

思い知った。

今生きてる現実に明日がある保証なんてどこを探しても本当にない。「今更気づいたの」って笑われたって「そんなん当たり前の事だよ」って言われたって、本当の意味で気づけたのが最近だったなんて人はごまんといるとおもう。

さみしいよね。大切なものってのはなにか大きな事がないと気づけない、大袈裟かもしれないけど人ってそうやってできてると思うし、そうやって気づいていくのかもしれない。

「2020年=ネガティブ」

やっぱりこう思う人の数はすごく多いと思うし、それが現実だと思う。それは間違ってないし、誰かが悪いって訳でもない。でも、失ったもんが大きい今こそ、大切さを知った。周りの友達の大切を知った。会いたい人が増えた。ずっと一緒にいたいなって思う人が増えた。

自分を大切にしてくれる人をせめて最後まで大事に出来るようなそんな人間になりたいし、そんな人間でありたい。全員なんて欲張りは言わないから、自分を大切にしてくれる人には心の底から幸せになって欲しいし、幸せであって欲しい。大事だよね。周りで支えてくれる友達も家族も。誰だって1人残らず。

「2020年=ネガティブ?」

いや違う。2020年は大切な人をもっと大切にしようと、どこの誰か分からない人のために、誰かが命をかけて挑もうとした、悲しい表側の現実に、素晴らしい優しさを裏に秘めたすごい1年だった。





「2021年どんな目標がありますか?」



どこの誰か分からない、まだ出会ってない誰かを、これを読んでくれてるあなたを、大切にできるような

そんな1年にしたいです。