若者研究者紹介 第1回 日テレラボ
若者と番組制作者を繋ぐ日テレ社内のハブとして活躍!
Q|若者研究されている目的は何ですか?
私たち日テレラボは、
①中長期的視点で社会や生活がどう変化し、メディアはどう進化すべきかの研究
②現在放送している番組やこれから放送する番組への生活者リサーチの、両方を担当しています。
どちらにおいても、若者のメディア利用は重要なテーマです。
例えば、テレビ制作者と若者とのギャップを埋めるために、「若者がYouTubeにはまる理由は何だろう?」というような調査もしました。
調査を通じて、若者がどんなモチベーションでYouTubeを使っているのか、テレビに求める期待は何なのか?が浮き彫りになり、世代間のメディア利用のギャップを社内にもきちんと把握してもらい、次の一手を打つヒントを提供しています。
取材させていただいた高田理那さん、加藤友規さん
Q|今後、どのような活動をして行きますか?
若者がテレビを見なくなったと言われますが、どうしたら見てもらえるのか?見たくなるのか?を考える必要があります。
当然リアルタイムで視聴してもらうのが嬉しいですが、TVerやHuluなどライフスタイルに合わせた視聴手段もありますので、トータルでより多くの方に番組を楽しんでいただくために必要なことを研究していきます。
そのためには、「こんなものがあったらいいな!!」「ここがダメ!!」という若者のニーズや不満を見つけ出すことが重要で、直接声を聴くような活動をしていきたいです。
得られたニーズを様々な部門と共有しながら一緒に解決策を考えるとで、これまで世代間ギャップで悩んでいた番組や事業が若者の価値観に繋がっていき、会社全体に活力が出ていくと考えて活動しています。
「愛される動画広告」について調査研究中! AgeMi!マーケ!2030で報告します!
訪問取材日:2019年1月7日 日本テレビ本社にて
日テレラボの概要(2019年1月現在)
日本テレビ放送網株式会社 日テレラボ調査研究部
設立年|2016年 メンバー|約15名