前回の復習として、筋肉を大きくするためには、しっかりとエネルギーを摂取するようにしましょう。
とはいえ、1日にどれだけどか食いしたからといって、急に筋肉が大きくなる訳ではありません。筋肉はゆっくりと大きくなるので、余分に摂取したエネルギーは脂肪に変わってしまいます。
まず、 一般的な成人男性は、1日に約2500kcal消費すると言われています。運動の習慣があればそれよりも多い約3000kcal消費します。筋肉をつけたいなら、これよりも500〜1000kcal多くエネルギーを摂取するのが望ましいでしょう。
筋肉を大きくするには、摂取カロリーをしっかり確保することが重要ということは前文を読んで少しずつ分かってきたと思います。しかし、食事のエネルギー源としては炭水化物、脂質、タンパク質の3種類があります。
そこで、今回は1番重要なタンパク質について説明したいと思います。結論から述べると、タンパク質は少なくとも体重1kgあたり2g以上摂取するように意識しましょう。体重が70kgの方なら1日に140g以上のタンパク質を摂取しましょう。
この量がどのくらいかというと、トレーニングを行っていない、一般の方に推奨されている量の約2倍となります。そのため、意識的にタンパク質を摂取しないと達成できない量です。
筋トレを始めた頃はこれを意識するだけでもだいぶ体が変わってくると思われますのでぜひ試してみてください。