青の素第5回公演【7/22】《稽古第7回》(担当:あすか)

青の素第5回公演、稽古第7回目!
あすかから稽古場レポートが届きました♡

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こんにちは。世間では普段通りとは呼べない日々が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。本日の稽古場レポートは福田明日香がお届けします。よろしくお願いします。

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今日のメインディッシュは実際に舞台に上がっての立ち稽古。初回稽古の稽古場レコーディングでひなのも書いていましたが、やっぱり体を動かして声を出すのは楽しいな。みんなの心がだんだん動き始めているのを感じます。


たのしいね。


ずっと辛そうな顔をしていていても、ここで笑顔になっているのを見ると安心というか、良かったなと思います。他人事じゃないんですけどね。
つらくて苦しくて沢山悩んでも、最後舞台上で楽しいと思えれば勝ちだなあと最近思います。別に勝ち負けじゃないんですけど。でもその楽しかった記憶がお芝居から心を離れ難くするし、どれだけ稽古期間が辛くてもまた舞台に立ちたい、そのためにお芝居に向き合いたいと思わせるんだと思います。知らんけど。
閑話休題。

このオルテンシアの種という作品。皆さん読みましたか?今回は再演なので初演をご覧になった方もいらっしゃるかと思います。虹の素のホームページに雨上がりシリーズ全作品の台本が上がっているので興味のある方は是非どうぞ。
って宣伝じゃなくて!
この作品の性質上、舞台なので気持ちとか見せるものとしてとか考えるべきは沢山あるのですが(当たり前)、それ以上になによりもなによりも信頼関係が大切なんだなと痛感しています。お互いを知ること。お互いのことを大切に思うということ。これってきっと生きている中で普通にやっているはずなのに、いざやろうと向き合うと難しくなる。不思議ですね。
今年は例年の3分の1程度しか稽古時間がありません。このご時世なので、膝を突き合わせて、というのにも限界があります。その中でも沢山言葉を交わせたらいいなと思うし、それを乗り越えた先に何かがある……といいな……。


ね。

そして今日は、実際に衣装を着てみたりもしました。
本番が近づいているという実感、そしてなにより横南高校という場所にいるという感覚を得られたんじゃないかな。これは演出、熊手さんの受け売りですが、衣装は魔法なので。


強そう。


オルテンシアの種は他の雨上がりシリーズ作品の舞台である2013年から25年前の1988年。今では必需品である携帯も普及していない。今みたいに思ったらすぐ気持ちを伝えられる訳じゃないし、今より言葉ひとつひとつが重かったんじゃないかな。
その中で、一体何を伝えるのか。見届けに来て頂けるととっても嬉しいです。

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