かろうじて落ち着いたタイトルをつけましたが、オリンピック女子ソフトボール、自分的に熱すぎて興奮が冷めない。感情が爆発していて、もうとにかくこの昂ぶりを吐き出したくて、自分の中だけでは処理できないので決勝を見ながら勢いで書いています。(語彙力がないし時系列もめちゃくちゃで話があっちこっち飛びますが、あえてこの興奮をそのままに書くのもありかなと思って。おかしくなりそうです。なので文章になっていません)
中学高校とソフトボール部だったのもあって、開会式前から始まった予選から、中でも日本の試合は毎日チェックしていました。
見るたびに自分の中から湧きおこる熱がすごい。すごすぎて、今日いまアメリカとの決勝、最後7回裏。いま泣きながら金メダルを見届けました。当時やってたときの本能が呼び起こされて、日に日に感情もむき出しになって、自分の叫び声も喉から捻り出されるような野太いものになったなあと変化を感じます。ぃ"ぃ"ぃ"よ"お"お"お"し!!!!って感じです。
もうほんと13年前、2008年北京での金メダルから、各国選手、関連各所はみんなこのオリンピックを待ってたと思うんですよね。前回北京。上野さんが手の肉がむき出しになりながらも執念で400球投げ抜いて掴み取ったこと。試合後に、日本とアメリカの選手がソフトをオリンピック競技としてまた認めてほしいと一緒に声を上げたこと。そこから13年って気が遠くなるような、途方もない時間。人生がかかっている。東京でやるって決まるまでは、続けることを迷ってしまった方もたくさんいたんじゃないかと思います。選手としてやり続けること、なんのためにやるのか、葛藤と不安と先の見えなさ。それでもそれぞれが答えのない何かを見出だして、信じて続けてきた世界各国の選手・チームのみなさんありがとう。。心からソフトという競技を楽しんで愛して、文字通り身を捧げてぶつかりあうその姿に感動しました。自分がソフトやってたからっていうのもあるけれど、やっぱりソフト好きだわって再認識しました。
■自分的興奮ポイント(力尽きて箇条書き)
昨日も今日もゲッツー取ってるしタッチアウトしてランナー刺すとかもう興奮する。オリンピックっていう舞台でそんなプレーが出るあたりがもう、、。見ていて血が騒ぐ。デッドボールは見てて痛い一方で、自分が当たってボールの形まんま、でかでかと丸い痣ができたこととか思い出して懐かしく、それすら愛おしくなれる。
アメリカのオスターマン選手は一度引退したのに、東京オリンピックでソフトが復活すると分かってプレイヤーに戻ってきたこと。もうこれも熱い。
今回の決勝、上野さんは6回で後藤選手と一度交代指示。ここで会場の他の国の選手たちからも拍手がわきおこったところに、国関係なしにお互いのリスペクトが見えてそこが最高。。敬意を持って闘う感が好き。
そこから7回裏、最後にまたリエントリーで上野さんがピッチに立ったの震えた。いろんな想いがあって、道のりを経てここに立っていること。。立たせたこと。そこを想像すると7回裏ずっと泣きながら見るしかなかった。
アメリカ側はどんどん苦しい顔つきに変わっていく。アメリカの選手にも一人一人捧げてきたものが、ストーリーがあるのだと。。それに想いを馳せるのも胸が熱くなった。
今回のオリンピックは予選総当たり、その勝敗の結果である程度メダルの色が確定してしまう組み方だったからこそ、初日から全試合通して負けられないプレッシャーは想像できないくらいだったと思う。その中で、日本はピッチも全試合好投、守備も打線も安定して強かった。特にこの試合は1回から気迫と執念と熱いプレーしかなかった。気持ちで勝ってる感じがほんとに好き。心技体というけれど、突き詰めた先に心で負けないことは大事なんだと思える。
というか後藤選手は20歳(大事な局面を毎回安定して押さえるのすごかった)、上野さん39歳(オリンピック中お誕生日おめでとうございます😂😂)。こうやって見るとほんとに年齢って関係ないんだなと。。
結局一人一人がそのときそのときで自分のやるべき仕事を全うすることなんだと思った。
あと笑顔。みんないい笑顔。。日本は年齢層20~40歳(ざっくり)だけどみんなリスペクトが見えるし仲良いのがわかる。今回はコロナの不安もあったし、そもそも開催に対しての世論も様々だったし、観客もいないし。集中しようともどうしてもプレー以外のことがちらついてしまうような環境下で、自国開催というプレッシャーも良くも悪くもあったと思う。でもそんな中でも自分たちを信じて笑える力、強さを感じた。
日本のユニフォーム、白と赤をベースに左腕に金色?がさしいろで入っているのも良い。。
表彰式、一番高いところに立ててよかった。。各国、ここに立ちたくても立てなかった人、この13年の間に一線から退いた人、ここにもいろんなストーリーがあると思う。
カナダの選手、お互いに銅メダルを首にかけあって、抱き合う姿が良い。
日本もお互いにかけあっているけどなんかみんな素朴でいい!!!!チームの空気感というか、仲良いのが伝わってくる。。かけてもらって、えへへ、みたいな、照れながらはにかむ感じ。テレビのカメラが来たらばっちりカメラ目線で隣のメンバーと一緒に映る。その様子を日本のスタッフがみんな自分のスマホで動画を撮っている。。そういうのひっくるめて、愛される空気感がすごい伝わってくる。
チームスポーツは一人ではできない。チームメンバーがいて、スタッフがいて、相手チームがいて、運営がいて。
そしてみんなで戦うからこそ自分の役割を果たさなければならないわけで。チームだけど、そこにいるのは個。個が集まってチームになっている意味を考えさせられる。
上野さんがインタビューで言った「夢はあきらめなければ叶う」。
成し遂げた人、続けられた人だからこその重み。
・・・
いつだったか、上野投手にスポット当てた番組の内容メモが出てきたので、せっかくだからこれも。
ラストオリンピックで金メダル取ったあとの観客離れ。流行語大賞まで取って、凱旋パレードもすごい人気だったのに、手のひら返しに思えたこと。そんな気持ちで続けることへの迷い。
なんのためにソフトボールやってるのか。
やめたい、やめられない、やめたくない。ある試合で打球が当たってしまって、あごを骨折。3ヶ月。
「神様に怒られている」と思った。
オリンピックにいくこと、覚悟が本当にあるのかを問われている。
手術の日は平成最後の日だった。4月30日。
次の日は令和。だから、NEW上野になったと思った。それが大きなスイッチだったと思っている。
怪我から5ヶ月後、
復活試合でノーヒットノーランを達成。ソフトボールを「極める」から「楽しむ」へ変わった。
そこから好奇心で毎日取り組めている。やっていることが進化している。後輩やこどもへの積極的指導もしている。
「和顔愛語(わがんあいご)」
柔らかい顔で愛のある言葉を伝えること。
→自分の言葉をどう相手に伝えるかを大事にする。大好きなソフトボールのために。
オリンピックという大きな夢で成長できたこと。
夢を追いかける過程がどれだけ素晴らしいものか伝えたい。受けた恩を未来に返す。
2020東京オリンピックでソフトボールが復活。開催当日は39歳の誕生日。
怪我を挫折としてそのまま引退もありえた。
でも本心を自分に説いて、本心で選択したから得られた結果。
ここまで書いてやっと感情が落ち着いてきた。。
文章読んで直す気力もない(私もなにかとたたかった)のでこの感動と興奮のままアップしようと思う。
もうあとで自分で読み返しても伝わるかなという感じですが。。。でも興奮している中でもスポーツを通して確かにメッセージは受け取ったなと思った。
ありがとう日本代表。選手とソフトに関わるすべての方・・・!