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美容界を「無知な業界」から救い出す男


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行橋市の美容室「ZERO」を展開する久保義明さん。20代は原発の設計を東芝でやっていたが、転じて美容界へ。


美容師の世界は、1人1人の理論がバラバラ、85%は辞めていく。新しい技術や機器を生み出す気概もない。カリスマ美容師なんて「点」で輝く人がいるだけ。1000円カットは「価値がないから低価格にできる」。国家試験を取ればもはや「学ぶ努力をしない。」


そんな「無知な業界」でいいのか。こんなぬるま湯でいいのか。

それが久保さんの原点にあるという。

業界として時代から取り残されるのを見過ごせない。田舎にいてもできるんだ、というのを見せたい。


そんな気概で、行橋を基点に、チャレンジを続ける久保さん。

カット練習器具「ポリカ」を開発、特許を取り、世界に売りだす。人材がいないなら育てるしかないと、小学生からカットを体験する教室を開く。


髪を切ることは「人を豊かにすること」「きれいな人が町にいれば、町はもっと元気になる。」

髪を切ることは、リアルな人と対面する能力が必要。優しさしかない、という信念が目の奥に光る。


だから、自分が、小学生の目線に降り、若いスタッフの目線に立ち、人を「育てるしかない。」「価値を生み出したい。」


それをとことん追求し、動き続ける久保さん。

もしかすると美容業界の現状は、多くの業界に当てはまることかもしれない。

現状維持が後退でしかない。時代は進むから。他者は努力しているから。


そんな危機感で、動く久保さん。

そして、「他人に期待はしない。」と。自分から動くのみ、と。


覚悟と諦観。かっこいい男性だ。

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