こんばんは！東京支部の企画部に所属している宮本歌帆です。
今回は私がアフリカに渡航した体験談について紹介したいと思います。
私がアフリカに興味を持ち始めたきっかけは、高校時にルワンダに渡航したことから始まります。アサンテで活動をしたいと思ったこともこの渡航がきっかけでした。
ルワンダには約２週間滞在し、現地の中高生と協働プロジェクトを行ったり企業訪問したりしました。その中から私が印象的だったことを皆さまに共有したいと思います。
現地校との協働プロジェクト
私が立案した企画は私達日本人とルワンダ人の生徒でランタン祭りを開催することでした。
日本では夏のお祭りが盛んであり、古くから提灯の下で踊る盆踊りや、提灯に連の名前が刻まれている阿波踊りなど、とても魅力的な伝統行事があります。私はその提灯やランタン、星などといった暗い場所に輝くものが幼い頃から大好きで、それを見ている時、とても心が揺さぶられるように感じていました。しかし、弱点が1つあり、日本（特に東京）では電気が非常に多く満天の星空の中行うことが難しいことです。私は日本のお祭りに参加している時、満天の星空の下で花火や提灯やランタンを飾ることができたら、どれだけ素晴らしいものになるのかどれほど感動するのだろうかと度々思っていた。
一方でルワンダの訪問先の学校は、田舎の方に位置し街灯は比較的少ないという情報を得ていました。そのことから現地では大自然に囲まれ、夜は満天の星空に覆われている素晴らしい環境にあると考えました。私は、この日本にある古き良き文化と、ルワンダにある素晴らしい環境を合わせてランタン祭りを開催したいと思い企画しました。
3日間かけて手作りした数多くのランタンをグラウンドに置き、１つの輪になるように取り囲みました。ランタンは主に3種類あり、牛乳パックに自由にデザインを描いてもらったもの、ペットボトルに薄葉紙を貼り将来の夢を描いてもらったもの、折り紙提灯を作り、自分にとって一番の思い出であるものを書いて貼りました。折り紙提灯は木と木の間に吊り下げ、グランドにおいたランタンと同じように輪をつくりました。本番当日、全てのランタンで囲まれた場所に全員が集まり、最高なステージで個々の文化である踊りを見せ合ったり一緒に踊ったり歌を歌ったりしました。
企画を通して感じたのは、美術の授業がないにも拘らず、彼らは私が想像していた以上のやる気とデザイン力を持っていたことです。紙パック一面はみ出すくらい大胆に描いている姿や多くの生徒が体を乗り出してまで参加している姿に私は衝撃を受けました。ルワンダ人ならではのユーモアを見つけることができ、彼らの魅力を自分の肌で実感できたと思います。
お祭りの当日、朝から厚い雲に覆われ満点な星空を見ることは不可能かと思っていました。しかし、幸運にも1時間だけ私達に天気が味方し、ルワンダの綺麗な星空と共にランタン祭りを開催することができました。奇跡といえる星空が私達をスポットライトのように照らし、それに負けないくらいみんなの想い、熱、そして光が自然と発射されていたように感じました。地面から星まで1つに輝いている空間に立った時涙出るほど感動し、生徒達も最高な笑顔で踊り合っていました。
企業訪問―ウムチョムイーザ学園
企業訪問期間ではルワンダの都市キガリにあるNGOの幼稚園・小学校（ウムチョムイーザ学園）に訪問しました。楽器を使った音楽教育、色鉛筆やクレヨンを使った絵の勉強、サッカー等の体育の授業など政府から独立し特別なカリキュラムを組んでおり、貧しい子供達も学ぶことができる幼稚園・小学校です。
「生きて学ぶこそ未来につながる。」私が園長・マリールイズさんの話を聞いて一番印象に残っている言葉です。彼女は日本の留学経験を活かしてこの学校を建てた人であり、ルワンダの学校には存在しない実技科目を推進して取り入れ、日本の教育方針を現地で行っています。日本人もルワンダ人も同じ人間として同じ地球に生きている。それなら同じように学べる環境があっても良いのではないか。と思うようになりました。その考えをきっかけにアフリカの子供の支援を行っているアサンテプロジェクトに興味を持ち、大学入学時と同時に活動に参加するようになりました。
いかがだったでしょうか。アフリカには５４個の国が存在し、それぞれの国によって様々な特徴・問題が存在します。インターネットなどに載っている数値からアフリカを分析すると貧困やマイナスなイメージを持つ方が多いと思いますが、実際に現地に行った経験からすると、アフリカの人々は日本にないユーモアで溢れています。
現在はコロナ禍で渡航することが厳しい状況ではありますが、インターネットの情報だけでアフリカを理解しようとするのではなく、機会があれば是非足を運んでアフリカの素晴らしさを感じてもらいたいです！！
今回は私がアフリカに渡航した体験談について紹介したいと思います。
私がアフリカに興味を持ち始めたきっかけは、高校時にルワンダに渡航したことから始まります。アサンテで活動をしたいと思ったこともこの渡航がきっかけでした。
ルワンダには約２週間滞在し、現地の中高生と協働プロジェクトを行ったり企業訪問したりしました。その中から私が印象的だったことを皆さまに共有したいと思います。
現地校との協働プロジェクト
私が立案した企画は私達日本人とルワンダ人の生徒でランタン祭りを開催することでした。
日本では夏のお祭りが盛んであり、古くから提灯の下で踊る盆踊りや、提灯に連の名前が刻まれている阿波踊りなど、とても魅力的な伝統行事があります。私はその提灯やランタン、星などといった暗い場所に輝くものが幼い頃から大好きで、それを見ている時、とても心が揺さぶられるように感じていました。しかし、弱点が1つあり、日本（特に東京）では電気が非常に多く満天の星空の中行うことが難しいことです。私は日本のお祭りに参加している時、満天の星空の下で花火や提灯やランタンを飾ることができたら、どれだけ素晴らしいものになるのかどれほど感動するのだろうかと度々思っていた。
一方でルワンダの訪問先の学校は、田舎の方に位置し街灯は比較的少ないという情報を得ていました。そのことから現地では大自然に囲まれ、夜は満天の星空に覆われている素晴らしい環境にあると考えました。私は、この日本にある古き良き文化と、ルワンダにある素晴らしい環境を合わせてランタン祭りを開催したいと思い企画しました。
3日間かけて手作りした数多くのランタンをグラウンドに置き、１つの輪になるように取り囲みました。ランタンは主に3種類あり、牛乳パックに自由にデザインを描いてもらったもの、ペットボトルに薄葉紙を貼り将来の夢を描いてもらったもの、折り紙提灯を作り、自分にとって一番の思い出であるものを書いて貼りました。折り紙提灯は木と木の間に吊り下げ、グランドにおいたランタンと同じように輪をつくりました。本番当日、全てのランタンで囲まれた場所に全員が集まり、最高なステージで個々の文化である踊りを見せ合ったり一緒に踊ったり歌を歌ったりしました。
企画を通して感じたのは、美術の授業がないにも拘らず、彼らは私が想像していた以上のやる気とデザイン力を持っていたことです。紙パック一面はみ出すくらい大胆に描いている姿や多くの生徒が体を乗り出してまで参加している姿に私は衝撃を受けました。ルワンダ人ならではのユーモアを見つけることができ、彼らの魅力を自分の肌で実感できたと思います。
お祭りの当日、朝から厚い雲に覆われ満点な星空を見ることは不可能かと思っていました。しかし、幸運にも1時間だけ私達に天気が味方し、ルワンダの綺麗な星空と共にランタン祭りを開催することができました。奇跡といえる星空が私達をスポットライトのように照らし、それに負けないくらいみんなの想い、熱、そして光が自然と発射されていたように感じました。地面から星まで1つに輝いている空間に立った時涙出るほど感動し、生徒達も最高な笑顔で踊り合っていました。
企業訪問―ウムチョムイーザ学園
企業訪問期間ではルワンダの都市キガリにあるNGOの幼稚園・小学校（ウムチョムイーザ学園）に訪問しました。楽器を使った音楽教育、色鉛筆やクレヨンを使った絵の勉強、サッカー等の体育の授業など政府から独立し特別なカリキュラムを組んでおり、貧しい子供達も学ぶことができる幼稚園・小学校です。
「生きて学ぶこそ未来につながる。」私が園長・マリールイズさんの話を聞いて一番印象に残っている言葉です。彼女は日本の留学経験を活かしてこの学校を建てた人であり、ルワンダの学校には存在しない実技科目を推進して取り入れ、日本の教育方針を現地で行っています。日本人もルワンダ人も同じ人間として同じ地球に生きている。それなら同じように学べる環境があっても良いのではないか。と思うようになりました。その考えをきっかけにアフリカの子供の支援を行っているアサンテプロジェクトに興味を持ち、大学入学時と同時に活動に参加するようになりました。
いかがだったでしょうか。アフリカには５４個の国が存在し、それぞれの国によって様々な特徴・問題が存在します。インターネットなどに載っている数値からアフリカを分析すると貧困やマイナスなイメージを持つ方が多いと思いますが、実際に現地に行った経験からすると、アフリカの人々は日本にないユーモアで溢れています。
現在はコロナ禍で渡航することが厳しい状況ではありますが、インターネットの情報だけでアフリカを理解しようとするのではなく、機会があれば是非足を運んでアフリカの素晴らしさを感じてもらいたいです！！
