マスクの寄付の募るために、企業様の店舗に回収用のBOXを設置させて頂いています。
BOXの設置に御協力頂いているクリニックの看護師さんからこんな話を聞きました。
『受診も無いのにわざわざマスクを寄付するためだけにクリニックに来てくださった車椅子の患者さんがいらっしゃいましたよ。』
その話を知っていた母に『どう思う?』と聞かれました。
どう思う……?
単純な質問だけど、私にはすぐ答えることは出来ませんでした。
色んな考えが巡りました。
その車椅子の患者さんが受診でも無いのに1人で一生懸命時間をかけてここまで来て、わざわざマスクを持ってきて…しかもその方が子供だったら、お年寄りだったら、どちらにせよ労力は使うし…その日がとても暑い日だったら、とても寒い日だったら…と考えると、私にとってそれは感謝してもしきれないものです。
『体育祭の優勝のため』のように自分の満足のために頑張る人は多いと思うけれど、
『マスクの寄付のため』にここまでしてくれる人は正直少ないと思います。小さなことを全力で頑張るのは難しい時もあるからです。
私がマインドでも書いたように、その車椅子の方に、『マスクを寄付したこと』がその人にとっての『いい事』に姿を変えて返っていって欲しいと思います。
改めて人の温かさを感じることが出来ました。
そして協力してくださる方に応えられるような行動をしようと思えました。その行動のあとに必ず結果は着いてくると信じています。
私たちのボランティア活動を支えてくれる人がいることに感謝し、わたしも全力で頑張っていきます。