私の好きなもの

私は新聞が好き。

テレビニュースじゃあダメだ。新聞がいい、新聞が。

毎日毎日、話題を見つけて取材をし、文字に起こして印刷する。そしてそれを朝4時から配り始める。毎日が締め切りみたいなものだ。そんなギリギリの状態であれだけのものを毎日発行できるというのは凄いとしか言いようがない。

そういう時間に追われた「ギリギリの活字」って変に深くて面白い。

 また。新聞には「今の知らない世界を教えてくれるから」という大きな魅力がある。知らない世界を教えてくれるというのなら本だってそうだが、本は所詮「自分が手に取る可能性のある」範囲のことしか教えてくれない。毎回ランダムに本屋さんで本を買っているというなら話は別だがそんなことは無いだろう。本なんて所詮自分が知り得る可能性しか見せてはくれない。漫画だってYouTubeだってなんなら大学の講義だってそうだ。

 テレビニュースは違うんじゃないかと思ったかもしれない。残念。テレビニュースだって一緒だ。人は例えばテレビニュースで自分の全く興味ない話を真剣に聞くだろうか。あなたが将棋にしか興味がなかったら「羽生善治が永世名人に!」というニュースは見るだろうが「羽生結弦がGPシリーズで優勝!」なんて言われたって顔もあげないだろう。結局人間なんて自分の興味のあることしか耳に入らないのだ。

しかし!!!新聞は違う。新聞の記事は読んでみないと自分の興味分野かどうかが分からない。「これは自分の興味か…?」なんて考えている間に記事ひとつくらい読めてしまう。それを繰り返すと自分の興味のない分野であっても「読まされる」のだ。

まぁ長々と書いたが結局何が言いたいのって「新聞を読みな」ってことだけだ。

みんな新聞を読みな。最近下火だからさ笑