「伝える」

こんにちは!CLOVERに所属しているちなつです。

今回は私がCLOVERに所属している理由について書きたいと思います。

 

CLOVERに所属してはや2年。私がここに所属している理由は、ひとえに「」です。

 

CLOVERは牛久市にある入国管理センターの非収容者さんと面会することを活動の一つとしていますが、他団体の活動に精一杯になってしまいキャパシティが狭くなってしまった私は、正直なところあまり面会に参加できていません。言ってしまえば1回。

それでも、その1回は私にとってとても価値のあるものでした。同じ茨城県内に、「難民」の方がいること。明るく振舞いながらも、彼らは苦悩していること。面談の制限が非常に厳しいこと。そのほかにもたくさん、自分の目で見て実感して感じるものが確かにありました。

 

そしてCLOVERで難民について少しづつ勉強していく中で、当たり前ですが彼らは決して難民になりたくてなったわけではない、私たちと何ら変わりない市民だったこと、その彼らを保護する体制が整っていないことを知りました。一介の学生である私ができることは、その事実をなるべく多くの人に知ってもらうことだと思います。どんな関心の持ち方でも構わないので、「難民」のことを少しでも自分の外の事実から、自分の中の「知っていること」に変えてほしい、そう思うようになりました。

 

CLOVERの4つのキーワードの中に、「伝える」という言葉があります。少しでも難民について知ってもらうために展示しているポスターを作成したり、イベントの開催に少しづつ協力していく中で、同じことに興味があって私よりも知識の多く、何より魅力的な仲間がいることにありがたさを感じる日々です。

 

今まで団体に貢献できなかった私でも、皆と一緒にできるから、CLOVERにいられると思います。

あと少しですが、仲間を大切に、自分の目で見ることを大切に、後悔しないCLOVER活動をしていきたいと思います。