【日本編】 正しい避妊の方法、あなたは知ってる? 

学生団体DAISYでは、大学を利用したオフラインでの活動ができないため、

ZOOMを利用して毎週木曜日活動しています!

特に、ここ最近行っていたのは、オンライン勉強会!

今日は、オンライン勉強会で扱った 避妊についてのお話 をしたいと思います!

まず…前提として

セクシュアルリプロダクティブヘルスアンドライツ という単語があります。

これは、直訳すると、性と生殖の健康と権利という日本語になります。

わけて説明すると

◎セクシュアルヘルス

性や子どもを産むことに関するすべてにおいて、

身体的にも精神的にも社会的にも良好な状態であること

◎セクシュアルライツ

自分の意思が尊重され、自分の身体に関することを

自分で決められる権利

ということになります。

女性には、避妊する権利、中絶する権利 があるということです。

ですが、実際は

妊娠を望まない2億2500万人の女性がいまだに安全で効果的な避妊アクセスを持てずにいる

年間2億1300万人の妊婦のうち、3分の1が望まない妊娠によるもの

という現実があります。

また、日本では、年間約16万件の中絶がおこなわれています。

その内、20歳未満の割合は10%(約1.4万件)と言われています。 (参考:https://pilcon.org/help-line/pregnancy

望まない妊娠を防ぐには、しっかり避妊を行う必要があります。

避妊の方法~日本~

日本で行われている避妊は大きく3つ。

・コンドーム

・低用量ピル

・IUD/IUS です。


他にも、 タイミング法・膣外射精法なども挙げられることがありますが、

正しい避妊方法ではありません。



ですが、実際に利用されている避妊方法のランキングを見てみると

1位 コンドーム 72%

2位 膣外射精  17%

3位 その他   6%

4位 不妊手術  3%

5位 ピル    2%

(Uneited Nations, World Contraceptive USE 2019)

と、膣外射精法が2位に来ています。



また、コンドームの避妊失敗率は高く、年間避妊失敗率は2~18%となっています💦




では、いったいどうしたら、100%避妊できるの?!

実は、100%避妊ができるものはありません。

(性行為をまったくしないこと、は一つありますが。)


ただ、正しく利用をすれば100%に近く避妊できる方法は、あります!

その方法をいくつか紹介したいと思います!


▽低用量ピル


メリットは上記の画像に書いてある通りになります。

では、デメリットは…?


デメリット

副作用が心配されること、

毎日服薬する必要があること、

1か月分2000~3000円程する。少し高い…

病院で処方されること。

副効用(良い効き目)と副作用については、下で詳しくまとめました!

副効用

卵巣がんや子宮内膜がんのリスクの減少

にきびに効く、 PMS改善

副作用

頭痛、めまい、乳房痛

血栓症のリスク~普通の人が発症する確率0.0005~0.001%

その2~4倍  妊娠の方が血栓のリスクは高い

☆3か月たっても副作用があるなら切り替え要検討!

低用量ピルの副作用が怖いという声をよく聞きますが、実際はメリットもたくさんなんです!

ぜひ検討してほしいところです。


続いて、IUS(子宮内避妊具)について説明します!


IUSは、現在日本で実践できる避妊の中で、一番避妊失敗率が低い避妊方法です。

子宮内、つまり体内に一定期間装着することで、避妊効果を発するのですが、

日本では体内にものを入れることに対してネガティブなのか、

利用者はとっても少ないです。

こちらは、装着体験記を記事にしておりますので、ぜひご覧ください! (下のURLから飛べます!)

https://pando.life/daisysexsed/article/27019

ミレーナ装着体験記~!

やのまな
学生団体DAISY


以上が、現在日本で取り入れられている主な避妊方法となります。

膣外射精法やオギノ式避妊法は、正しい避妊方法ではありませんのでご注意を!



また、世界ではどんな避妊方法が行われているのか?

実は、日本よりも進んでるんです…


避妊ができるシールや膣内に入れるリングなども実際に使われています。

日本では、まだまだ認可されていません…


皆さんはこの現状をどう思いますか?


この状態は、


一番最初にお話しした


リプロダクティブヘルス・ライツ


が日本全体で浸透していないことがわかります。。


もしもっと知りたい!という方がいたら、


ぜひリプロダクティブヘルス・ライツで調べてみたり


#なんでないの

で検索をしたり、 応援をしてみてください!


あなたの一つ一つの動きが少しでもあれば


少しでも社会は変わっていきます。


DAISYもそれを信じて、


今回はこの記事を書いてみました!


ここまで見ていただき、ありがとうございます。


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