生理と仲良くなりたい!~生理用品のメリット・デメリット~

こんにちは!

今回の記事では、5月21日に行った勉強会でのスライドを紹介し、

生理用品について紹介します!

突然ですが、皆さんは、

どの生理用品を使っていますか? (もしくは、パートナーが使っているのを見たことがありますか?)

もしかしたら、ナプキンとタンポンしか知らない!という方もいるかもしれません。

そんなあなたに、新しい情報が届けられたら嬉しいです!

まず初めに質問です!

一生分の生理の血の量って、どのくらいだと思いますか?

実は、この上の画像の、壁一面埋め尽くされた缶は、一生で流れる経血の量を可視化したものです。

個人差がありますが

*だいたい12歳前後から50歳くらいまで生理が続く

*月に一回くらいのペース

*1日の血液量…小さじ2杯から大さじ2杯

       10mlから30ml

*生理一回の血液量

       …20mlから140ml  

と言われています。

また、

*生理周期一回の経血量は

ヤクルト1~2本分くらい

*一生分足し合わせると

       

  =1年につき12回×40年間

  =大体ヤクルト500本分くらい!! (*_*)


そんな風に、大半の女性は毎月、経血が出ています。


経血のもれや陰部のかゆみ、腹痛だったり、PMS(月経前症候群)にも悩んだりと苦労が多いです。

では、どうやったら生理中、もっと快適に過ごせるだろうか??


そこで、生理用品を5つ紹介していきます!

1、ナプキン

日本人女性の90が使っていると言われています!

ナプキンは、女性ならご存知かと思いますが、粘着テープでショーツに貼り付けて使うものが多いです。


▪️メリット

 コンビニなどで手軽に購入できる

 使用法が簡単!

 種類が豊富→自分に合うものを見つけやすい

 ▪️デメリット

 ズレが生じやすいので、経血が漏れ出てしまうこともある

 蒸れることがある。ニオイや皮膚トラブルを生じやすい

 経血のドロッとした感覚を感じやすい!


2、布ナプキン

シルクなどでできた布をショーツに固定させるナプキン。

・使用後は、洗剤で洗って繰り返し使用できる→環境にも◎

・吸水性に優れ蒸れにくい

・布製品なので皮膚の敏感な方にオススメ!

・ちょっと高め。1枚500円~1000円

 汚れたナプキンを持ち帰る必要あり。


3、タンポン

膣に挿入して使用する生理用品

経血を吸収したら膣の外にでた紐を引っ張り、取り出して交換



ひとつのタンポンで最大8時間使用できる

トキシックショック症候群予防のため規定時間で交換が必要)

生理中もお風呂プールに入れる

・コンビニ、ドラッグストアなど手軽に手に入る!


4、月経カップ


医療用シリコンなどで出来たカップを膣内に挿入

ドロッと感が少ない

長時間使えるから手間が少ない

★使い方

①使用前後で消毒(煮沸消毒など)

②生理期間中は6~8時間前後でカップ内の経血を流し捨てる

③カップを清潔にして再度挿入する 

・ネットで買えるがドラックストアでは手に入らない😞


5、ピース

使い方:外陰部に挟み込んで使う!

名称は、シンクロフィットの方がメジャーかもしれません

トイレにそのまま流せる

・挿入の必要がなく、タンポンや月経カップが怖い人でも使いやすい

・ナプキンと併用することで2時間分吸収力をアップ

・ドラッグストアで買えるが、コンビニでは扱ってない

★まとめ

生理用品にはいろいろ種類がある。

より快適に過ごすために

自分にあったものを選んでみよう!



=参考文献・引用=

*田渕康子,現代女性の月経血量および月経随伴症状に関する研究

看護研究,47(3),248-255,2014

*成人女性の月経カップ使用に伴う月経随伴症状の変化

日本助産学会誌 ,31(3),377 ,2018

*糸井弥生ら、女性に特有の皮膚疾患診療マニュアル】トキシックショック症候群

Derma. 119,17-24 ,2006

*illuminate公式ホームページ (2020.05.17)

https://illuminate-pjt.com/articles/sanitaryitems001

*ユニチャーム公式ホームページ(2020.05.17)

ソフィ シンクロフィット

https://jp.sofygirls.com/ja/girls/after_period/whats_syncrofit_08.html

*公益財団法人産婦人科学会

http://www.jsog.or.jp/modules/humanplus/index.php?content_id=1

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