「同意のない性行為は犯罪?!今、法改正が必要な理由」 に参加しました!

Human Rights Now主催のクラウドファンディングイベント

「同意のない性行為は犯罪?!今、法改正が必要な理由」

に参加しました!



性犯罪・性暴力は、80%が顔見知りによる犯行で、性被害にあった7%が死の恐怖などでフリーズしてしまう。

しかし、日本では「顔見知りは加害者にはならない」「被害者は必死に抵抗する」などの誤解が広く根付いている。


日本社会は人権意識が低く、 「No」が「No」を意味しない。

相手のNo、あるいはサイレンスを「Yes」であると自分の都合の良いように曲解する。

そんな社会で私たちは安心して暮らしていけるだろうか。

理不尽な性暴力と隣合わせの日々で、一体どうやって過ごしたらいいのだろうか。





性暴力を防ぐために私たちが出来ることとして、SUSのまーしーさんは、「Allyになること」「情報を収集し、親や友人など身近な人へ情報を発信、性被害者を責める話を聞いた時は積極的に止めて欲しい」と語った。

そして、性暴力の被害に合わないための大切な3つのルールを示してくださった。それは以下の3つだ。

・Noと言えること(非強制性)

・地位や関係に左右されない(対等性)

・ひとつの行為への同意≠他の行為への同意(非継続性)




性暴力を受けた被害者は、13人に1人が女性で、67人に1人が男性だそう。

その中でも60%が警察などに相談できず、実際に相談・通報できた人は3.7%で、そのうち女性は2.8%、男性が8.7%しかいないのが現状だそうだ。

通報に至らないのは、性暴力の被害を話すことによるセカンドレイプや被害届を出すまでの過程が長すぎることなどもあるのではないだろうか。



自分とは異なる性器を持っている相手が、自分の性器に関する知識や情報を持っていたら相互に安心できるから、性教育は大事だと語ったシオリーヌさん。

「自分を大事にすることができる人は、大事にされてきた実感がある人。大人が子どもに「身体を大事にしてね」ってお願いするのは変なことで、社会の側が「子どもの権利や身体を大切にする」姿勢を見せなければならない」と、お話してくださった。





様々な方面で活躍される方々のお話を、じっくりと聞くことが出来たとても濃い時間でした。





どの言葉も自分の胸に刺さり、社会の不完全さに心が痛みます。


性犯罪の被害者が責めらることなく、正当に守られる社会に。


同意のない性行為は全て犯罪です。性犯罪は全て加害者が悪い。

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